Monday, October 15, 2012

Tuesday, October 9, 2012

がんばるぞ~

手術後2ヶ月のチェックアップでルーベン先生は診察室に入ってくるなり あ、元気そうね!と
嬉しそうな顔。

それじゃ左側の手術の予定もたてましょうと驚きの発言をしました。
右側が完治して、筋肉を丈夫にしてからといつも言われていたので、その時が来れば話題になるなんて希望していたのですが。 しかし内心早くぅ~と焦っていました。

これから外来のリハビリを始めるのでそれを踏まえてしかもホリデーシーズンに入るので一応1月に決めました。 かなり遠い将来のように聞こえますがなんとも10月も半ばに入りますからあっと言う間でしょう。

両方共手術が無事終わればお洒落な靴も履ける!長い散歩にも行ける!あれもこれもと嬉しくて元気が湧いて来ました。

毎日自宅でする筋トレ、歩行の練習、地道ですがどんどん丈夫になっていくのがわかります、人間の体は実に素晴らしいものですね。 
このケースのように片側別々に手術する場合、2度めのリカバリーは実に早いらしいです、患者さんの心構えが違うかららしいですが。
先生にも、もうベテランだからクラスに行く必要もないからね、ただ身体検査と血液検査だけすればいいからと言われたし。
(一応病院側で人工関節に対する教室が開催され、私もちゃんと行きました、結構ためになりましたよ。)

手術が終わりICUでは、お昼寝から目がさめたような気分でトラウマも何も無かった、え?これで終わったの?という感じでしたが、お手洗いに行くときの苦労や術後初めて立つ感覚など辛いこともあり、また再度経験するのかと思うと。。。。ですがね、それで終わりなんです。
腰の痛みとも完全にさよなら、心配しないで外出もできる!またお洒落もできる!と思うと価値が絶対にあります。

人それぞれ、手術に対する恐怖心や不安感など山ほどありますね。 それでも今まで手術しなければよかったなんて一度も後悔したことはありません。 もしも同じような境遇にいる方で迷っているのでしたら実行することをおすすめします。 人生が変わります、大げさじゃなくて、本当。

いつも落ち着いているドクタールーベン、私の持っていたキティーちゃんの杖を見て感心してましたわ。

私のは赤
キティーちゃんがおばあちゃん顔なのがミソ




Monday, October 8, 2012

今日はニットのこと

今日はしばらく手がつかなかった編み物を再開したことについて。

毎日手芸関係のお店から沢山のメールが届きます。 ざっと目を通すもののあまり編みたいという気分になるパターンも無し。

カウルやショールも年齢を考慮すると何処かのホームレスおばさんに見えそうなのでアウトです。若い子がしているとお洒落なんだけどね。

ある日シブイニットの毛糸がセールになり、パターンをみているとオーソドックスな長めセーターを編んでみたくなりました。 シブイニットの毛糸は日本製、安いとはいえないお値段ですが
(ウッ!)チープな素材だと出来上がりイマイチでガッカリですから。

Shibui knit,日本語では渋いという意味なのだそうですが、届いた時はチョイと渋すぎて、私の色の選択も良くなかったんだけど・・・がっかりしたのです、が・・・・

パターンはミックスシリーズといい、2本のタイプの違う毛糸を一緒に編むもので、シルクのヘイチという毛糸とクラウド(雲)というモヘアの細い糸をコンビにすると驚くほどお洒落に変身します。
きっと美意識の高い人達は色のコンビでステキなニットを編むのね。

私はカフェインとフラクセンという色のコンビにしました。

毛糸をほぐして玉にする作業をする時、メーカーの心配りのようなものが良くわかります。
いい加減なスキーンはすっごくやり難い。 
このシブイニットはモヘアの毛糸も玉に巻きやすくて手触りもすこぶる良いです。
さすが日本製!なんて自己満足を少々。



モデルさんのは大きめですね。 私は背が低いほうなのでジャストメジャーにしました。

Tuesday, October 2, 2012

アメリカで入院する時 医者を探そう その2

教訓その2

絶対に、探せばいるよ 良い医者が。

経験からして何度も落ち込む結果になる医者通い、今度また1からスタートかと思うと気が重かったですが、アポイントメントの日にドクタールーベンのオフィスに向かいました。

アメリカでは殆どの場合医者それぞれが病院外にオフィスを構えていて、一般の診察は患者がそこまで出向きます。 日本のように大病院の大きな待合室で延々と待つというケースは殆どありません、ただ処方箋などは街の薬屋さんに行きもらいます。 最近はコンピューターを使用して処方箋を送るのでいちいち紙切れを持ち歩くこともなくなりました。 大きなチェーンドラッグストアにはドライブスルーのファーマシーサービスもあり、息子達が小さかった頃、小児科帰りに薬局に寄り寝ている子を抱えてお店に入るなんて何度もしたのは遠い昔。 今は本当に便利になりました。

さてドクターの話しに戻ります。
どの医大の出身でどこでインターンの仕事をしたのか等々はインターネットで簡単に調べることができますが、医者も人間ですからサイキが合う、合わないという点も勿論、患者に対する態度や手術の経験等知ることも大切です。 長いお付き合いをするのだから相性の合う人に越したことはないです。 そして私の場合は痛みやこの病気と症状を抱えて暮らすことに対する理解を持った医者を探すのがトッププライオリティーでした。

実際ドクタールーベンに会ってみるとその若さと何となく男の子みたいな雰囲気に驚きました。
簡単な診断の結果先生は あなたのような症状の患者さんを過去に3人ほどケアしましたがみんな順調にリカバリーしています。 大丈夫、手術の計画をたてましょう と言われました。
今は執刀のやり方を変えてGPSを使い人工股関節を入れることができるから私のように股間のソケットが浅くなってしまった人には絶好のアプローチなのだそうです。
リカバリーも早いし痛みもミニマム。 なんとなくいままで何処の病院でも決まらなかった事が幸いに思えてきました。筋肉を切る事もないですといわれ、ショック(喜びの)でした。








Monday, October 1, 2012

アメリカで入院する時 医者を探そう その1

心臓発作や盲腸の破裂のように緊急なケアが必要な場合はのんきにドクター選びや病院のチョイスなど調べるヒマは勿論ありません。
私の変形股関節は地獄の痛みでしたが良い医者を探し出すという時間の掛かるタスクから始まりました。 そしてこれは一番大切なプロセスだと思います。

私の住むボストン近郊には世界に名立たる大病院、有名医大の附属病院が山ほどあります。
そして専門医も掃いて捨てるほどいます。
ここでネックになるのがどの医者を選ぶかですが、これは実にランダムに探して会いに行くしかないのです。 勿論病状によりその専門の先生を選ぶのですが、これも実に大変なタスク。
口コミ情報があればそれが一番いいですね、それで実際先生と会ってみる。
そしてアメリカの医療費は高いですから健康保険の会社によってその先生・病院が保険区域に入っているか調べることも大切です。
大抵はファミリードクターの紹介によるものになりますが、実際ファミリードクターはコンピューターのプリントアウトで調べるだけ。 本人が会ったこともない様な医者を紹介するケースもおおいです。 教訓その一、頼るのは自分自身のみ!

ボストンの某大病院の某有名先生に会いに行った時。

”あのね、あなたの現状はすごく複雑ですよ、ボストンの大病院で簡単に手術してもらおうなんてつもりじゃいけないよ” なんて言われました。 (それじゃ何しろっていうんだよ!)

アシスタントを5,6人引き連れたこの大先生は非常に上から目線でした。
この医者の秘書もアンフレンドリーでしたよ。

それでも何回か通いましたが待合室で待つのが一時間近くて(これはアメリカでは非常に長い方です)実際医者に会う時間は3分ほど。 全部アシスタントが診断します。 最終的にこの医者に行くのは時間の無駄だと判断しました。
(向こうから何度もアポイントメントをキャンセルされました。何かの会合やら発表会やらで)

股関節の痛みがいよいよ酷くなり自宅に近いセラピーに通い始めた時。
セラピーの先生にいろいろと話しているうちに大病院や大組織にこだわらないのなら、プロビデンスにいい先生達がいますよと教えてもらったのです。
彼らは術後の患者さんもケアしていますから医者の良し悪しも知っています。
そしてマサチューセッツの南隣にあるロードアイランド州に越境(苦笑)して紹介のあった先生に会いに行きました。 

けれど残念な事にレントゲンを一目見るなり別の先生を紹介されました。
私の股関節、変形に変形を重ねてしまったのですね。
ただこの先生は正直でした。 そしてアシスタントなんていない。 診察もすべて先生がしていました。 ドクタールーベンに行きなさい、彼は若く、体力もあるし最新の技術を持っています。この近辺の外科医の注目を浴びている人ですよ。 と言われ希望が少しだけ湧いて来ました。

これが私の人工股関節に変える手術の第一歩になりました。 ここまで来るまでに一年近くかかりました。

(つづく)









Sunday, September 30, 2012

あらら。。。

なんともはや、一年間もブログをほったらかしにしてしまいました。

書かなくなった理由は、ちゃんとあるんですよ。 それはまた後々お知らせすることにして、
この一年、さまざまな事がありました、辛かったこと、ハッピーなこと、人生そのものなのです。

ずっと地獄の痛みを味わっていた先天性変形股関節の手術をしました。

片側ずつという事で、まずは痛みが酷かった右側に人工股関節をいれてもらいました。
アメリカで生活をして私自身入院を何回か体験していましたが、今回はチョイ違う。
完全にお世話になりました、手術後は4日間、その一ヶ月後に切った部分の皮膚にばい菌が入り、またプチ手術のため4日間。

今では術後2ヶ月になり、杖をついてヨロヨロ歩くことができます。

股関節の問題云々ではなく、アメリカで入院する時の心構えなんかも次回書いてみたいです。

またよかったらお付き合いよろしく。

ブログ主

Tuesday, October 18, 2011

大仏パーマ?

お洒落の秋。
世の中いろいろ、髪型もいろいろ、個性がでますよね。
ある日本のネット掲示板を読んでいたら大仏パーマの事が載っていて、その言葉を見た時にサッとあのショートなチリチリパーマを連想しました。
この命名をした人、天才!



結局お手入れが簡単という点からオバサンに人気のあるヘアスタイルのようですが、大仏ヘアのお母さんは娘さんから非常に嫌われ、恥ずかしがられているようです。

な~んとなくわかりますよね。 私はいい年こいてロング、お金も手間もかかりますが、小さい頃ロングヘアに憧れたので長くして大切にして(いるつもりで)います。

掲示板にはなぜあんなにみっともないヘアにするのか、する方もする方だけれどパーマを施す美容院だってヒドイなんて意見も。

女性は年配になるとホルモンの関係で髪が薄くなる、それをカバーするためにチリチリパーマをするらしいですね。 私にも経験ありますが、美容院でシャンプー、セットしてもらっても家に帰ると同じようにいかない。 ちゃんとブローした時は緩やかなパーマに見えても洗髪しっぱなしじゃ髪が縮んだように細かいパーマになるのらしいですよ。

ある女性のお母さんはケアが面倒だからパンチパーマをかけると言い出したそうで、泣いて大反対をしたそうな。 パンチパーマって男の人のヘアスタイルと思ってた。


う~ん、変なこと書いたので大仏さまのたたりがないように。 ごめんなしゃ~い!