Thursday, January 13, 2011

ニューイングランドという所

英国からわざわざ来て、よっぽどイギリスが恋しかったのか全く想像力に欠けていたのか、この辺りはニューイングランドと呼ばれていて、バーモント、ニューハンプシャー、メイン、マサチューセッツ、ロードアイランド、コネチカット州からなっています。 それぞれの州の名前もイギリスのメジャーシティの名前にただ単にニューを付けたものが沢山ありますし、ニューで語呂があいそうにないものは面倒くさいから(これは私の想像)そのままおんなじ名前にしたみたいです。

バーモント州は中でもちと変わった歴史を持っているようで、フランス語の緑の山という意味ですね。
これはカナダのケベックやらフランスからの移民でスタートしたからで、土地の名前もモンペリエーとかちょっとお洒落なおフランス風でございます。 けど住んでいる人間の殆どはほっぺの赤い素朴な人みたいですが、独立戦争の時はグリーンマウンテンボーイズという、ごく普通の農家のお兄さん、おじさん、お父ちゃんたちが一体となりイギリスと必死に戦ったという華やかな歴史もあるわけです。

コネチカットリバーを挟んだお隣りの州ニューハンプシャーの州のモットーはですね、”自由に生きるかさもなくば死を”なんてちょっとラディカルなスローガンなんです。 これは州のライセンスプレートにちゃんと印刷されています。 NH州の法律もまた、他州と比べると実にユニークであります。

いつも不思議に思うことは多くのニューイングランドの若者が他州の大学を卒業しても、わざわざまたこの辺りに帰ってくるという点。 カリフォルニア、ハワイ、アリゾナとか他の天国のように見える(特にこの寒い冬の間)州からでもちゃんと帰るわけです。 家族がいるからという理由は別として、それだけニューイングランドは魅力的なのでしょう。

上の写真はバーモントにあるサクストンズリバーというちっちゃな田舎街にあるInnです。
ここは夫が産まれた街で、私の義理父のお墓もあるから時々出かけます、田舎のInnだけどレストランはとてもいい所なんですよ。

こんな暖炉の前にテーブルをかまえ、食事がゆっくりと楽しめます。
暗かったので外の建物の様子は写真写りが良くなかったの、この建物は夫が産まれたときからずっとInnだったらしい。

私が東京の新宿(文京区の境ですが)に帰り、ああ、これは小さい頃からあったななんて言える場所、殆ど無いと思います。 そんな意味で自分の育った場所を訪れて見学できるのは羨ましい。
アメリカと言っても州によっては外国のように思える違いがいろいろとあります。 法律も、交通規則も違うんですよ。 

ニューイングランドは保守的に見えますが、住んでみるといいところが沢山理解できる場所でもあります。


Wednesday, January 12, 2011

ミスタートースト

家族全員、日本の食パンが大好きです。
アメリカのサンドイッチ用パンはとてもおいしいとは残念ながら思えません。 何日放っておいてもカビが生えないということは、一体どれだけ防腐剤が入っているのでしょうか?

この頃一日に一回の割で食パンを焼いています、といってもホームベーカリーの機械でDoughを作り、それからガス抜きをして二次発酵させ焼くだけと簡単です。 

ある日末っ子のトーストにニヒルな笑顔のミスタートーストを発見、(これは私が想像したの)夫が写真を撮ってくれました。 笑ったのは、テレビのニュースなどでトーストの焼けた部分がイエスキリストのようだとか、壁のシミがマリア様のように見えるとかいつも報道されているから、しかし家のはイエス様とは全く違う、変な顔。

笑っていたら、息子にボクのトーストの写真撮らないでよと怒られてしまった。

ミスタートーストはそれからバターを顔に塗られて口の中に入って行きました、おわり。

大雪だ!!!

今日は大雪に埋もれています。

昨日は歯医者さんに舞い戻ってテンポラリーのクラウン(キャップみたいな物)を入れてもらいました、一時間のアポイントメントで勿論、削られましたよ。。。ゴリゴリと。
キーコはいい患者さんですねとデンタルアシスタントの方に褒めてもらいましたのでじっとガマンの子、
10日後にはきれいなポーセレンの歯を入れてもらえます。 帰ろうとしたらドクターに、痛み止めの処方箋をあげましょうと紙切れを頂きました。 心の中ではヘッ!痛くなんかないよ~なんて思ったのですが。。。。。

帰宅したら夫が明日は大雪になるから買い物に出たほうがいいぞ!と勇んでおりました。
歯医者から帰宅したばかりでちょっと興奮気味だったけど、それじゃ!と言う事で買出し、これはニューイングランドのしきたりみたいなものですね、天気予報でノアイースターの大雪が報道されると誰もがスーパーへと向かうのです。 ただでさえデブちゃん気味のアメリカ人、やはりお腹が空くという想像はキツイんでしょうね、その上雪で運転が困難になるなんて想像できないのでしょう。
私はご飯と梅干、贅沢言ったら海苔さえあれば幸せなんですが。

Whole Foodsでモタモタしているうちに歯茎と上顎がズキズキしてまいりました。 当たり前ですね、麻酔がきれてきたわけなんですから。 買い物無事終了。 みんなパニック。

帰宅途中に薬局に行くとこれまた混んでいました。 みんな大雪で薬が切れたらアカン!ということでファーマシーも大混雑。
それでも私は天気予報はいつでも大げさなんだから大丈夫!と結構落ち着いていましたが、今朝起きたらガ~ン!!大雪。

Cityからよっぽどの事が無い限り運転して外出などしないようにと御触れが出ています、学校も全てクローズ、郵便やさんもゴミ屋さんも来ないでしょう。
こんな時はあきらめて、冬眠モードに切り替えましょう。

Monday, January 10, 2011

悲しいショック

先日土曜日にアリゾナ、ツーソンでおきた事件を聞いて身震いがしました。
22歳の若者が政治家を射殺しようとして、6人もの犠牲者を出した事件です。
ターゲットとした政治家の関連者だけではない、ランダムにいた人間が死にました、9歳の女の子も。
政治の方針に怒りを覚えて政治家を狙ったにしたとはいえ、実際本人の政治に対する関わりは殆どなかったらしく、一体何に腹を立てていたのか依然として不明らしいのですが。

この事件には今のアメリカが抱えている大きな問題がいくつかあると思えます。

中でも一番恐ろしいのが若者達の大勢がガマンするという事ができないという点、そして孤立している人が非常に多いという事実です。

いつからそうなっていったのかはっきりとは覚えていませんが、みんなスペシャル、みんないい子的方針が学校にはびこってからおかしくなってきたような気がしてなりません。

スペリングビーという昔から行われているスペリングのテストは、優勝者が一人であるため(当たり前なんだけど)他できなかった子供たちが挫折するからという理由で多くの学校が廃止しました。

バースデーパーティーの招待状も、クラスの子供たち全員を招待しないのであればクラス内で配らないこと、招待されない子供が悲しい思いをするから。。。。 と例をあげたらキリがないほど子供たちを温室で育てようとする方針。 招待されない子、勿論可哀想だけれど、中には仲のいい子も悪い子もいるのだから。 それを理解して行くのが大人になっていく過程であると私は思います。

スペリングビーの優勝者、堂々と優勝者であっていいのです、それだけその子が努力したのだから。

なんでもかんでも子供をかばう、というのはかえって良くないことだと、時として考えます、結果甘やかして育った子供達、体は大きくなって成人に見えても、心の中は小学生程度かもしれません。
悔しかった、でもガマンした、次回は頑張るとかいう精神が全く無いようです。
頭に来ても、怒りを覚えても、それを上手くプロセスする訓練が全く無いわけですよね、だから即、人のせいにして恐ろしい行動に移すのかしら。。。。

この事件を起こした若者、どんな家庭に育ったのかはわかりませんが、裏庭にあった偽物の骸骨をあがめる祭壇が親の目に見えなかったわけがありません。 短期間通った大学では教授から精神に問題のある生徒として学校側に訴えかけ、結局検査をしてOKが出ない限り退学処分となったらしい。
ただ挙動不審であるとして精神科に放り込むのは問題ですが、何かできなかったのか。。。。

時々若い人達が実際の友人はいないけれど、インターネットを通した友人が一杯いると言いますが、顔を合わせてコミニュケーションしない(できない)という点、ちょっと気味が悪いような。。。。

昔は友人がいて、話しあって、ストレスを解消したり、いいアドバイスをもらったりして人間社会の一員として存在できたのに、今は一人でパソコンを叩き、”友人”と”コミュニケーション”するのでしょうか?

インターネットは素晴らしい道具だと思いますが、それが人生全てではないですよね。
私だってこうしてブログを発信して遠い所に住む人達と知り合える幸せは一昔では考えられなかった。
友人や家族と顔を合わせ、話し合う事は本当に大切だと思うんです、しかしそれがどんどんとなくなっていくような気がしてなりません。

今回の事件で犠牲になった方達のご冥福を祈ります、そして今病院で生きるために戦っている人たちが全快されますように。 



Saturday, January 8, 2011

Webs に行ってきました!

このコーヒー・マグ、毛糸のジャイアントマートWebsで見つけて、買わずにはいられなかったもの。

パターンを収納してあるキャビネットの上に飾ってありました。

コレにコーヒーを入れて飲みながら編み物をするなんて、考えただけでもゾクゾクします!

Websは期待以上にいいお店でした、スタッフは親切で話好き。

家から2時間程とちょっと遠いけどね。。。。 また是非行ってみたいお店です。

しかしね、買ったのはこれだけじゃないのよ。 またの機会にお披露目いたします。

Wednesday, January 5, 2011

お正月と日本

毎年お正月になると日本の事を考えます。
横浜に住んでいる友人に、獅子舞見た?と聞いて笑われてしまった、それ以上恥をかきたくなかったので詳しく聞かなかったけど、きっといなくなってしまったのかな。

ここアメリカでは、あなたのお正月はチャイニーズニューイヤーか?とよく聞かれます。
ここと同じ、一月一日ですよというと不思議そうな顔をする人がいる、きっと東洋人はなんでも同じと思っているのだろう、サンクスギビングは日本にあるのかと聞かれるよりはまだマシですね。

そうかと思うとやたらと日本に詳しい人もいる。 
ミッシマーを知っているか?ミッシマー。。。。と言われ答えられずにいると、しばらく経って三島由紀夫の事を話しているという事が発覚、彼と天皇制度についていろいろと聞かれ汗をかいたこともあります。

自分の産まれた国を離れ、遠い異国に住む人達のお話はとても興味が湧きます。
そして年をとったら帰国するのかという点、みんな考えるのですね。
お友達のご両親は台湾に帰るのだそうです、そしてラオス出身のご夫婦もやはりリタイアしたら帰るという。 私はどちらかというと、日本に帰ってもファンクションできないと思うんです。
日本にいる血縁者とは疎遠で、両親ともいろいろな事情でもう何年も話していませんし私は一人っ子です。

30年以上アメリカに住み、3人の子供と夫、少ないけれど良き友人がここにいて、帰る動機なんてなにもないような。 なんだか暗い雰囲気になってしまいましたが、私自身はケロっとしています。
それだけ今、幸せに生きているのかもしれません。

終戦後日本からアメリカに渡った女性達のお話は実にハートにドッシリと感じます、船に乗って渡米したのですね、そして船の中で同じく日本人に会うと、日本国籍を絶対に放棄するな、してしまうとどんなに辛いことがあっても日本にはかえれないぞと言われたのだそうです。
どんな気持ちで海を渡ったのでしょうか。実際アメリカで暮らしてみてみなハッピーエンドになったのでしょうか? 

私は学生としてアメリカの田舎大学で勉強するために来ました。 日本人学生はいなかったけれど、外国から来ている学生達と仲良くなりましたっけ。
フェースブックなんて無かった。 コンピューターもライブラリーに3台だけ。インターネットなんて勿論ない。 フットボールが強い大学なので、ゲーム応援はソーシャルシーンでした、ルールも何もわからないゲームを良く観戦したものです。

人種差別で不愉快な思いをしたことなど、幸い一度もありませんでした。
そして外国に行くたび、アメリカに帰りたいと思います。
日本に行っても変にエトランジェになったような。特に東京は変化が激しいからそうなのでしょう。
長いことお邪魔してしまったこの国、まだ退散する気にはなれません。



Monday, January 3, 2011

年明けは歯医者さん

クリスマスホリデーを目前にしたある日口の中でゴリッとした嫌な感じ。
奥歯が欠けてしまった。 冷や汗をかいた後歯医者さんに電話したけれど、予約で満員、早くて年明けと言われました。 何年もお世話になっている所だしドクターも気に入っているので仕方なく待つことにしました。 それで今日がアポイントの日、行ってきましたよ。

歯医者さんは(大)嫌いなのです。 これは小さい頃のトラウマからだと思います、絶対に。
母は私を歯科医につれていくのが趣味かと思われるほど良く行きましたよ、彼女曰く、虫歯は親の責任だ!と言いながら。 
この歯医者さんは大きなマスクをしていて、こんにちはとも、痛くない?ともなんとも言わない、マスクで半分隠れた小さな目を光らせてただ黙々と治療をします。
勿論痛いし、精神的に怖くって、小学生の低学年だったのですが、歯医者に行く日は通りを走る車に体当たりをして自殺をしたいくらいの気分でした。 それほど実に陰気な医者でした。

私の住む町のドクターはとっても良い方です、こんなおじいちゃんがいたらいいな!って感じの。
私の名前、未だにキーコと発音するのですが、ま、いいや。
実に(口を)あけましておめでとうでしたよ。
結果クラウンを入れることに。 

それはそうと、悪夢にも出てきそうな私の子供時代の歯医者さんは、奥さんがある日突然出ていってしまい、それからは歯科医としてダメになってしまったらしく自殺未遂をしたと随分むかしに聞きました。 なんとなく可哀想に思えたけれど、あの大きなマスクから光る目を思い出すと身震いがします。
一言でも、痛くないようにするからね~なんて言ってくれたら大ファンになっていたのに。

アメリカには小児歯科医があります。
ミニディズニーみたいな所でナースもドクターも歌いだすんじゃない?と思うほどご機嫌いい人達ばかり。 末の子供が通った時はあまりにもリラックスしたため治療中に昼寝をしていたくらい。
大きくなって歯医者さんにちゃんと行ける子になってくれるかな。。。。