Friday, August 13, 2010

ギフト

上の写真は夫の知り合いであるトム ジョーンズさん、といってもこの方はベガスで歌わない方。
キーウエストからニューヨークまで、90日近くこのパドルボードで渡った人です。
昨日ニューヨークハーバーに到着しました。 夫と大学が夏休み中の息子2人、到着時間を見計らって会いに出かけました。

一体全体1500マイルを何の為に。。。?と思われますよね、実はこの方はプラスチック製のゴミを海から無くすという運動のパブリシティーのため、一肌脱いだわけです、このトムさんはサイボーグ人間のように体も精神もタフ、けれど自然を愛する優しい人です。

石油を材料の一つとして製造するペットボトル、何年も浸かって海の水を汚染し、海の生物に多大な影響を与えているのだそうです。 ただ汚い、邪魔という話では済まなくなっているんですね。

夜は沖から上がり眠り、旅の間ずっとサポートボートが付き添っていたとはいえ本当にご苦労さまでした。
Googleにて Tom Jones Plastic Free Ocean でサーチすると詳細を読めます。

そして。。。
昨夜で毎週楽しみに見ていたリアリティー番組 Boston Med が終わりました。
リアリティーものは苦手なんですけど、これはヒューマンストーリーに満ちたお話で好きです、特にボストンの有名病院が舞台になっていたので興味を持ちました。

去年だったか、ボストンの病院で顔の移植手術をうけた男性の事がニュースになっていたのを覚えています。 誤って電車の第3レール、電気の走っているレールの上に転落して顔の下半分が溶けてしまったというショッキングな事故にあったためです。
その時はドナーの話には触れませんでした。

昨日の最終回でそのフルストーリーが放映されました。 人生の半分以上を心臓の病で苦しんだ男性にやっと移植の心臓が見つかるわけですが、悲しいことに術後に亡くなりました。
この方はアウシュウィッツのサバイバーである両親の元に生まれ、ボストン大学で教鞭をとり、それからハリウッド映画業界のコンサルタントになるというまさしくアメリカンドリームのような人生を送ったかたです。 手術の前に奥様に、もしも成功せず、死んだ際には内蔵を寄付するようにと言い残したそうで、彼女はその手続をとりました、が、病院側のスタッフが、顔を寄付してくれないかと尋ねた時はさすがに一瞬考えてしまったそうです、あたりまえですよね。

ドナーとなる人は結構いらっしゃるらしのですが、さすがに顔となると遺族の人たちは皆断ったらしいです。 しかしこの奥様、主人に聞くことができたなら必ずイエスと言うと確信して、亡きご主人の顔、目から下、鼻、あごを寄付することに。
この男性の人生をまた可能にした事はもちろん、その他の内蔵で4人の患者さんの命を救う事になったそうです。

ギフトと一言に言ってもいろんなケースがあります。
けど、お店でお金を出しても買えない贈り物を社会に、または全くの他人にあげるということは立派なことです、そしてあげるという行為もそれこそハッピネスなんでしょう。

1 comment:

Erika said...

Keiko さん、こんにちは.
あらゆる物質が氾濫するこの世の中で幸せを感じられる人は「人に何かをしてあげられたとき」だそうです.亡くなった男性の奥様は悲しいご主人の死が他の4人の方に「生」をあげられたのですね.すばらしい話でした.
どうも、ここの所エゴイズムたっぷりの人を見る事が多いので、気持ちがとげとげしていました.
ありがとうございました