Tuesday, January 18, 2011

料理番組

アメリカに住み始めた頃、魚を食べる人は殆どいませんでした。
今ではどこのスーパーに行っても豆腐を始め、生の生姜、モヤシやらサヤインゲンとか東洋人の好むようなもの、一応揃っています。

私が日本にいた頃、何かの新聞に幼児が一番好む番組の番付があり、一番はロンパールームでも、おかあさんといっしょでもウルトラマンでもなく、NHKの献立番組、つまりお料理の番組でした。
理由はおかあさんがその日のお夕飯のアイディアを求めて子供といっしょに見から。

こちらのテレビ番組は本当に沢山あり、スポーツ専門、ペット専門、天気予報だけ、ニュースはもちろん、ゲーム番組やソープオペラ(昼メロ)だけ毎日一日中放映する所がいっぱい、そして勿論料理番組のみのチャンネルも沢山あります。

なかでもFood Networkというチャンネルでは料理、食料品に関する情報がいっぱい、出演するシェフもちょっとしたスターです。 人気が出ればクックブックを発行するし、そのシェフの名前の付いた鍋やフライパン、ミキシングボールまで発売されます。

私が好きなのはPBSチャンネルで見られるAmerica's Test Kitchenという番組で、撮影はボストンの郊外で行われます。内容は骨付きハムをどのように温めると肉を乾燥させずに美味しく出来るか、どの種類のじゃがいもがマッシュポテトに一番向いているか等々、それこそテストを行う研究所みたいな情報が得られ、今流行のうまみという説明もこの番組で知りました。
味覚は甘い、辛いの他にうま味という物があり、日本の研究者によって発見されたものだそうです。
このうま味を、たとえばビーフシチューに出したい場合、トマトペーストとサーディンペーストを少々入れると良いうま味が出る。。。実際本当です。

今までバカの一つ覚えの様におんなじタイプのじゃがいもばかり買っていましたが、スターチの少ない、ポテトに切り替えたらちょっとさっぱりとしたデレッとしないマッシュポテトに仕上がりました。

America's Test Kitchenはスポンサー無しの番組・雑誌なので、台所用品や食品メーカーの比較も平等な結果であるということは有名です。 どのメーカーのフライパンがいいのかなんて迷ったらここでチェックするのが無難です。

先日、醤油とか味醂の比較もしていました。 
料理番組のパイオニアはジュリアチャイルド、彼女の白黒のクッキングショーを見るとでこぼこになった鍋や黒焦げのオーブンシートなど見ることができます。
なんでもピカピカステンレス、有名な鍋やらフライパンじゃなくってちょっと可愛らしい。

ジュリアが生のチキンを必死に洗っていたら、フランス人のシェフがなんでそんなに神経質に洗うの?
350度のオーブンで2時間もローストするんだから、それでも生き残ったばい菌がいたら、生きる価値のあるばい菌に違いない。と言ったエピソードを思い出し、フフフと笑ってしまった。