Thursday, December 30, 2010

デービススクエアのカフェ

さてと、今日うろついたのがタフツ大学近辺にあるデービススクエア、そこのディーゼルカフェに寄りました。 ちょっと東京が懐かしくなる感じのカフェ、ヒップスターな若者がいっぱいいます、それもみんなラップトップで一生懸命お勉強をしている。

入ると小さめな感じに見えるのに、ど~んとうなぎの寝床のように長くて広い、カフェの真ん中にビリヤードのテーブルがある。 入るとすぐに目につくのがヴィンテージのオートバイ、それに白黒写真専用のフォトブースもインテリアの一つとして溶け込んでいます。

コンサバな夫は通りの向こうにあるスタバを利用。 私はディーゼルでおいしいラテを。
夫曰くカウンターの向こう側もみなディーゼルだねだって。 そうかもしれないね。
(注:ディーゼルとは時としてロージーオダネルのようなたくましいレズビアンの女性のことを指す、ディーゼル ダイクとも言う)

外にはまだ雪が積もっています。 さて明日はいよいよ大晦日。 



Wednesday, December 29, 2010

ライオン印の毛糸

むかし、むかし、そのむかし。。。。
アメリカに住み始めて編み物を始めたとき、ライオンブランドの毛糸、あったんですよ。
ラベルにちょっとエキゾチックなライオンの絵がついている、あれです!
K-Martとかのすみっこ、薄暗い手芸コーナーのワイヤーラックに山積みされてました。
東京のおしゃれな手芸店みたいな所などあるわけなかった田舎。ネットショッピング、勿論ありませんでしたから、仕方なくライオンさんのチクチクする毛糸でなんやら編んでいました。
当時編み物をする女性は、妊婦かおばあさんという具合に決まっていました。

今ならありとあらゆる毛糸が手に入りますね、ステキなパターンも即ダウンロードできる。
ライオンさんのチクチク毛糸を後にして都会に出てきてからは編み物もファショナブルになり、毛糸屋さんもあちこちに見かけるようになりました。

ライオンさんの事すっかり忘れて何十年。 イメチェンを狙い結構凝った感じのパターンを発表した上、それがネットでタダになりました。 感じのいいカタログもメールで届きました。
せっかく時間をかけるのだから素材にもこだわらなくちゃ、なんて生意気なアティテュードを持ち始めたけれどそれでも懐かしくってたまにライオンさんのパターン、覗いてたの。

年末にかけてチェーン店である手芸屋さんから新聞の広告で大バーゲンのお知らせ、見てみるとライオンさんの毛糸も載っていました。 そういえば以前から気になっていたパターンでチュニックセーター編みたいななんて。。。 それで今日手芸店に行き、縄編みの多いセーター一枚編むのに充分な毛糸、8玉を買い求めました、それも22ドルでお釣りが来たよ。

他のニッターにも人気のあるWool Ease, Worsted weightで色のチョイスもいっぱい。
お手入れが簡単というのも魅力です、それになんとも毛糸玉で売っているからいちいちワインドしなくて済む。 いいことだらけじゃない? 

Purl Sohoでカシミアの毛糸なんかを拝むのもいいけど、ライオンさん、懐かしい友人に再会したみたいでうれしいわ。 それにしてもいまだにワイヤーラックに山積みでした。 なんとなくタイムトリップしたみたい。 編み始めたのは左のチュニックです。 

Monday, December 27, 2010

サンタさんからのプレゼントは

これでした!
コーヒーが好きでずっとエスプレッソメーカーでラテを作って飲んでいましたが、ある日ドリップコーヒーがやたらと飲みたくなりました。。。。けどドリップはケメックスのガラス製コーヒーメーカーを割ってしまってからずっと飲んでいません。 

プロビデンスにあるコーヒー専門店でこれを見てからずっと憧れていました。
タイマーも時計も付いていない、ただのコーヒーメーカーですが、とっても美味しいコーヒーが飲めます、サンタさん、ありがとう!

みなさん楽しいクリスマスを過ごされましたか?
家族と一緒にいれることは本当に幸せですね。 子供たちが大きくなるにつれて、みんな集まる事がなかなか難しくなります。 母親として子供たちが帰ってきてくれるのがとてもうれしい。
Broodが巣に帰ってくるみたいで。




Wednesday, December 15, 2010

これからもがんばろう!

昨日主治医のオフィスまで、アレルギーの注射をしてもらうために出かけました。
春先に木の芽花粉にひどく反応するため、一年を通して注射をうってもらうのです。
さて、先生が今日は血圧もはかりましょうと言い、私はセーターから腕をニョッキリ出す。

先生が、なにか始めたの?血圧がずいぶんと下がっている!と驚いていました。
遺伝で血圧が高くなったのが35歳くらい、いろんな薬を飲んだり、食事療法もいろいろと
工夫したのですが、お薬を飲んでいてやっとこ130・85位だったのですが、昨日のチェックでは
見事に110・65! 血圧が低くなって行ってるのは気がついていました。
血液型の食事療法を始めてからいいことばかり、最初いつも食べていたチキンとかパンをカット
するのは辛かったけれど、こうして効果が現れてくるとなんの苦にもなりません。
腰の痛みもかなり楽になりました。
以前は体重が減っても痛みには変わりが無かったのに。

ちょっとキツメになっていたジーンズもすっきりと着れるようになりました。
ネットでしらべると、インチキだとかいう批評も沢山ありますが、効果があり、無理をしているわけでは無いから私にとってはいい方法だと思っています。

このまま低くなるようなら勿論薬もカットしてもらえるし。
非常にうれしいお話です!




Sunday, December 12, 2010

次のプロジェクトはこれ



今、世間はホリデー気分で大忙しなのに、またまた編みたいパターンを見つけてしまいました。
なんとなくモッコリと暖かそうなこのカーディガン、毛糸の色が好きなのに売り切れなの、だから特注で待つ事になりました。 それでもパターンを見てあれこれ興奮しています。

ターゲットとか手軽に行けるお店でセーターを探しても、どうしても欲しくなるようなもの、無いんです。昨日もウロウロしたのに、何も買わなかった。
毛糸スノッブになった者にとって、編み物の醍醐味は完成させて着ることのみではなく、毛糸の手触りを楽しみ、指の間をスルスルと通り過ぎる感触にもあると思うのだけれど、一種のセンシュアルな経験? あの、フランス映画アメリで、彼女が指先から始まり手全体をお豆の入った樽に入れ、その感触を楽しんでいたシーンがありました、それと同じ。

クリスマス過ぎて毛糸が入荷すると言ってましたから、これはお楽しみで届くのを楽しみにしましょうね。 

本日ニューイングランド地方は大雨、豪雨と言っても大げさではありません。
これでもっと気温が低かったら大雪になっていたでしょう、ミネソタでは何メートルも積もったらしいし。
雪が降ればそれなりに楽しいこともありますけど。
クリスマスにちらっと降れば満足、あとは即、春に向かってほしいものです。 おっと、でもそうしたらカーディガンが着れないなあ。

話は変わり、テレビで”硫黄島からの手紙”を放映していました。
ちらっちらっと見ながらいたつもりですが、どうも泣いてしまいました。
アメリカ、日本、両方共大変な犠牲者を出したのですね。 そして最後に閣下が死ぬとき、部下にここはまだ日本か?と聞いたシーン、本当に胸が詰まりました。
戦争は嫌ですね。 




Thursday, December 9, 2010

アメリカの教育事情

はさみ、色鉛筆、毛糸とのり。 折り紙。。。。
これは末の子の宿題に欠かせない道具だ。 
国語では似た言葉が印刷してあるものをチマチマと切ってそれを毛糸でつなぐ。
これを20個近く作る。それを手伝う母の目は充血する。

作文の表紙を作る。
なるべく3Dの感じを出すようにとの事、折り紙を作ってはりつけたり、布地を切りのりで付けたり。
なにしろこんなビジーワークが果てしなく続く。

数学の問題を作るプロジェクトでも、表紙をお絵かきしなくてはならない、これはどう見ても6年生の
宿題とは思えないのである。

分母、分子の掛け算、割り算、宿題は全部、何かのWebページからそのまま印刷されたものばかり、やり方というのをあまり説明していないような気がしてたまらない。

またもやアメリカの教育水準は他の国に比べて全て劣ろっている、当たり前だけどね、悲しい話である、それを考えると教員組合のおぞましさを悲観するしかないのだろうか。
去年の担任の先生は、数年前生徒を怒鳴りつけた挙句Fで始まる言葉を頻繁に使い、父兄からの苦情があまりにも多かったためクビになった、けれど組合のおかげで戻ってきた。
私も何度か会ったが、自分の家庭の話ばかりして時間が過ぎてしまい、こちらから何の質問もできなかった。

教員の資格をとるのはごく簡単らしい、一度組合に入り2年間無事にすごしたら、教職は一生を通して保証される。 それを変えようとしているDCの教育委員会と組合は物凄い戦いをしているらしいが。
教員となる人の殆どが一般水準よりも程度の低い大学を、落ちこぼれすれすれで卒業した人が大半らしい、給料も低いから誰もなりたがらないのであろう。
頑張る先生の給料を上げるという運動もあったが、なんでも年功序列制の組合の手によって破壊された。

ノルウェーで教師になるというのは大変な努力が必要らしい、日本でも立派な資格である。

そうかと言って私立の学校は授業料が非常に高い、そうだからといって良い教育を受けられるかという点には疑問がある。
台湾からの友人が、子供を私立の学校に入れている。 費用は授業料だけではなく、寄付金、ボランティア活動と大変らしいし、デザイナーの洋服を着てヨーロッパ製の車に乗っていないと相手にされないのだそうだ。 なんて事?

ソーシャルスタディーでブッシュ大統領は悪者だ、嘘つきだと教えてもらったらしい、う~ん、そりゃある程度ホントかもね、でも自分の意見を控えて事実だけど教えるのが教師だと思うんだけどね。
ノルウェーに引っ越そうかなあ、なんて冗談。

Wednesday, December 8, 2010

ニューハンプシャー美味しいスポット

NH州のワルポールという小さな街、カイロプラクティック医院を経営する友人夫妻がいるので出向く機会があります。
日本人の私にとって非常に不思議なのが、このなんでもない田舎町、ちょこっと入るとヒップなリベラルアーティスト達がウヨウヨする場所と変身する事。 ちょっとした丘があり、そこからの眺めが非常に良いため、アーティスト系の人たちがずいぶん昔から住み着いたらしいのですが。
お目にかかった事はありませんが、PBSのドキュメンタリーで有名なケンバーンズ氏もこの辺に住んでいるらしい。
ニワトリ小屋、牧場、りんご園が広がるこの付近、なんとなくトワイライトゾーンに踏み込んだみたい。

ボストン近郊に住む人達にとって、NHの田舎にステキなレストランがあるなんて事、あまり知られていません、スキー場はツーリスト向けのタッキーなレストランやワインバーばかりだしね。

お楽しみの一つがL.A.Burdickというチョコレート専門のお店です。お隣りのレストランが非常にお洒落で、メニューもいいですね~。

昨日夫と寄った時は丁度ランチラッシュが終わった時で空いていました。
おいしいフレンチオニオンスープ、夫はキャロットスープ、オーガニックサラダを半分こして大満足、日本の煎茶もいただきました。 デザートは横目で見るだけ。 次回はチーズプレートでも頼もうかな。

スタッフも丁寧にサービスしてくれました。
家ではマグにティーバッグを入れてのお茶の時間ですが、ティーポットにルースティーを入れてもらってあらかじめ温められたカップに注いで飲むと余計美味しく感じました。
ショッピングモール付近の忙しなさから離れてこんな所に座っていると時間が止まったような気分に。

帰り道、コートで着膨れしたおばあさんが外を歩いていました、もしかしたらあのバーンズ氏、こうして変装をしカフェに行くのかしらね。



Sunday, December 5, 2010

クリスマスなのかクルシミマスなのか?

街はすっかりクリスマス気分。
けれども昨今宗教の違い云々で両手を上げて大声でメリークリスマス!なんて言えないような環境になってしまった。

あるお店では店員さんにお客に対してメリークリスマスと言ってはいけないという指示があるようです、もしもクリスチャンで無かったとしても、メリークリスマスと言われてそんなに不愉快になるのだろうか?理解しがたい。
クリスマスカードも、ハッピーホリデーズなんていうニュートラルな文句が書いてある物が多い。

教会が前庭に出す大きなイエス誕生のメインジャーセットも、私はクリスチャンではない。公共の場所からこんなモノが見えるのは不愉快だと訴える人が大勢いるのだそうだ。 
そんな人に限って自己主張ばかりする、アホな人間に違いないし、すみませんでしたなんて謝る方もどうかしていると腹がたつ。
それならあなたの宗教がマジョリティーである自分の国に帰りなさいと言いたくなるけれど。。。。

テレビには車をクリスマスに、ダイアモンドをクリスマスに、と大々的に宣伝している、からまるでこういったものを買わない。もらわないと失格者のような気分になるようだ。
今の季節に自殺が多いというのも納得出来る。

先日大学街を歩いていたら、ランチスペシャル!という宣伝と共に、No-Christmas music!!とあった。 ふ~んと思ったものの、どこに行ってもジングルベルソングが耳に入ってきて落ち着かなくなる。なるほど、クリスマスのミュージックは流していませんというのも宣伝の一つになるのね。

どこに行っても殺人的に混んでいるし、駐車スペースは確保しにくいし、ま、それでもメリークリスマスなんだわ。 あんまり深く考えずにメローに行きましょうか。




Friday, November 26, 2010

タマネギおじさん

Whole Foodsでお買い物をしていたら、ピンク色の綺麗なタマネギを見つけた!
良く見ると、袋の文字からフランス製のタマネギであるらしいことがわかり、シャロットじゃないのかしらと興味半分一袋買ってみることに。

袋の裏にはこんな白黒の写真があり、昔の人の顔や表情を見るのが大好きな私はジッと見入ってしまった、そんなことはどうでもいいんだけどね、お百姓さんとはいえどもおフランスのタマネギファーマーはお洒落だったんですねえ、ちゃんとシャポーをかぶってポーズをとって。

ロスコフオニオンといい、別名ピンクオニオンとも呼ばれているのだそうです。 
帰宅してお料理してみるとマイルドでおいしい。 日本でよく見たタマネギの大きさで、触るとツルッとしていて丸っこい。ネットで調べてみると、フランスのラスコフという土地でとれる特殊なタマネギらしく、昔そのユニークさに気がついたお百姓さん達、海を超えたイギリスにそれを持って行商に行ったらしいのです、自転車にいっぱい、三つ編みに編んだオニオンの束を積んで。
なるほど、それが写真のオジサンたちなのね。 英国ではオニオンジョニーと呼ばれていたらしい。
なんとなくロマンチックな話だと思いません?
タマネギをロマンチックと思うのは私だけかもしれないね。(笑)

今週のニュースウィークに興味深い記事が載っていました。
アメリカの食卓の事でしたが、晩ご飯に何を食べたかでその家庭の経済状態がわかるといったものです。 NYCブルックリンの、3家族それぞれ何を食べ、どんな食品を買うのか云々。
ジャンクフードは安価で簡単に手に入り、さっと食べることができ、しかもお腹がいっぱいになる。
それに比べると新鮮な野菜や果物は高価なのです。 料理しなければならないから手間がかかる、だからローインカム家庭は肥満になり易く、それに伴う病気になり、そのために政府援助の医療費が莫大にかかる、本当に悪回転しているわけですね。

今フードスタンプのような、政府からの援助を受けている人たちはそれを利用してソーダ類を買うことができないようにするという案があるらしいですが、なんでも政府からのチョッカイで法律になるということは良くない、けどこのままいったらまずいし。

サンフランシスコではマックのハッピーミールにおもちゃをおまけにすることを禁止しました。
あのさ~でもこれって個人個人、(親)が判断するべき事じゃない?
なんでもお役所で禁止、禁止というのもねえ。
個人で責任を持って頭を使いましょう。
おまけを禁止した所で子供の肥満がなくなるのでしょうか????

たまねぎおじさん、アメリカは一体、どうしたらいいのかしら?

Wednesday, November 24, 2010

カーブ無き戦い

運転中カーブするのではない、野球のカーブボールでもない、ここではカーボハイドレートの事。

血液型によった食事療法を始めて、真面目に従っているので少しづつ効果が現れたような。。。。
まず胃が痛くならない、あんまり喉が乾かない、ぼ~っとすることが少なくなった等々。
私の場合小麦を排除するようにとあるのでパン系統のものはしばらく口にしていません、でもお米、玄米も白いご飯もOKなので楽しみに食べています。
オートミールも大丈夫なのでレーズンやクルミを入れていただくのですが、最近気がついたことは炭水化物を3食とも入れてしまうとどんより気分に。

で、昨日はサンクスギビングのお買い物の帰りに寄ったメキシカングリルのチポートレで食べたベジタリアンサラダにちょっとだけ入っていたライス以外は食べませんでした、それで今日はすっきり。

寒いからドロッとしたオートミールやあたたかいご飯を摂り過ぎていたわけですね~、反省、反省。

それにしても驚いたのは、アメリカ人達は自分の血液型、知らないのね。
長男は専攻の学科のせいかちゃんと知っていた。 あとの家族は全員ボツ。 ちゃんと調べなくちゃ。 知り合いでも知らない人ばかり、けど東洋人はみんな知ってた。

それはそうと、今日本では昭和の歌、沢田研二とか山口百恵の曲がリバイバルされているのだそうです、なんだか遠い昔の話みたい。
レッドゼッペリンとかがラジオで流れると、末の子はこの人達みんな死んでいなくなったんでしょ?という。 まだ生きてますよ!

Monday, November 22, 2010

フクロウセーターほぼ完成


Malabrigo というウルグアイ製のチャンキー毛糸で編んだフクロウセーターが一応完成いたしました、拍手!! あとは小さな8ミリのボタンを、フクロウの目として縫うだけ。 とはいっても42個も付けるわけですね、げっ! 

毛糸はMr. Yarnというネットショップで買いました、手頃なお値段ですが、手触りがバターのようにしっとりとしていてよかった。 ネットで買い物をするとLYSとは違って手触りの感覚がないのですが今回は成功でした、それにMr. Yarnは私の住んでいる街からそれほど遠くないのでオーダーした翌日には届くのです。 オーナーののグレースさんは親切な方です。
(セーター)フクロウは白、そしてハリーポッターのペットのフクロウちゃんを連想しました、名前は忘れた。ヘドウィッグ?だったっけ?

チャンキー毛糸で編んだセーターはなんだかぼっさりとガサツな毛糸の袋みたいになりがちですが、このデザインはウエスト部分の後ろで絞りがあるからキュッと女性らしいシルエットになります。
チャンキーでザクザク編んだので一週間もかからなかったかな?
ヨークのあるセーターを編んだのは今回が初めてでしたが、楽しかったです。
何か新しいことにチャレンジしようと思い始めてから、以前はあ~ダメダメ!とパスした物でもゆっくりと落ち着いて挑戦する心構えを務めています。 聞こえはいいんだけどね、もちろんフラストレーションだってありますよね。

MalabrigoのファンクラブがRavelyにあり、ステキなパターンが一杯。
今はTwistでEZセーターを編んでいます。 なんのデザインもないセーターなので、ケトル染めのソリッドカラーで微妙に変化のある青を選びました。 ジーンズに合うかしら。




Sunday, November 21, 2010

ハリポタ映画

Harry Potter and Deathly Hallowsを観てきました。
数日前に封切りしたというのに映画館は満席、日曜日のお昼過ぎに関わらず子供の姿は見えませんでした。 毎回どんどんとダークな内容に変化してきているから小さな子供たちにとってはコワイのかもしれません。 私はハリポタの本は読まなかったので内容は映画でフォローしたのみですが、本を全部読んでその上Book on CDまで聞いた夫にとって映画のストーリーはあまりにも省略しすぎていつもブツブツ。 でも今回の映画はよかったと満足。

写真はハーバード大学に近いPetsi Pieという可愛いお店です、パイは超おいしい。
夜通ったら壁にあるソファが可愛らしくってパチリと一枚。 
パイは売り切れで夫は無念そうな顔、かわいそうなので帰宅してからブラウニーを作ってあげました。
Trader Joeで売っているブラウニーミックスはしっとりと甘すぎなくておいしいです。 スーパーのミックスに比べるとちょっと高いけれど、せっかく食べるのだからおいしくなくっちゃ。
まだ食事療法に励んでいる私はパス。
気のせいかもしれないけれど、冷え込んでも関節があまり強ばらないような。
とにかく一ヶ月はきちんと実行すれば何かの変化が現れるはず、(いえ、現れるの!信じてます)

チキンはよくないけれど七面鳥は食べれるのでよかった。 サンクスギビングもすぐそこ、家族が揃うのが楽しみです。 (プラス次男の3年越しのガールフレンドも来てくれるし。)

Friday, November 12, 2010

秋は忙しいですね

Whole Foodsに新鮮なクランベリーが出回るとパンプキン・クランベリースコーンを焼きます。
いろんなスパイスを入れますがプロセッサを使うと結構簡単にできます、アイシングをかけるのとかけないのと半々で夫は仕事場に持って行きます。 上の子二人共家にいないのでたくさん作っても食べきれないし、少しでも誘惑を減らすために。

ここ数日は夜は30度Fくらいに下がりますが、昼間は50度Fを上回るのでお日様があるうちはぽかぽかと暖かく、腰にあまり一度に負担をかけないようにと裏のデッキと前の畑をお掃除。
枯葉が一杯、枯れたプラントが一杯。

このケージフィーダーにピーナッツを入れてあります。 寒くなるとエネルギーを蓄えるために沢山の野鳥がピーナッツを食べに来ます。
編み物をしたいのですが。。。。夜になるまでガマン。 こんなにいいお天気はそうそう長続きしませんから。

それにしてもね、家のご近所は皆さん業者を雇ってきれいに手入れをしてもらっている。
春になるとお花を植えるのも芝を刈るのもみんなランドスケープの業者、あんまり丁寧に行っているようには見えません。 それにコントラクトにサインすると、一回のお手入れで200ドル近くかかるようです。え~っ!200ドル!私がやるわよ。 それにもっと不思議なのがきれになったお庭に座ってリラックスしたりBBQクッキングをしたりする姿、一度も見たことがないの。
なんだか楽しみじゃないのね、世間の目を気にしてお手入れをしてもらっているみたいです。
ま、暇人の私がちょっかい出すつもりは全くありません。
 
お庭のお掃除をしよう、とか今日は早く帰宅して芝をお手入れなんてちょっとホームオーナーとしてのお楽しみじゃないの? みんな忙しいのね。 

Thursday, November 11, 2010

さてと。。。。

昨日はボストンまで、チルドレンズに退院後の診断を受けに行きました。

別の検査を受けなければならなかったので半日いることを見計らい、子供をお昼前に学校に迎えに行き、そのまま病院に。 チルドレンズのある辺りはボストンチャータースクール、ハーバード医学部、マサチューセッツ薬剤大学や、裏にはガンの治療で有名なデーナファーバーホスピタル、ブリグハム病院とそれこそボストンの医学センターです。 グリーンラインという緑色の路上電車のロングウッド駅はそれこそスクラブを着てIDを首からぶら下げたお医者さんや研究者だらけ。
夫がそれを見て、この辺でプラマーの男性はモテるだろうね、みんな医者だからねえなんて変な冗談を言ったけど(苦笑)本当かもしれない。

病院というと暗いイメージが浮かびます、私自身小さい頃は体がすごく弱くて病院は馴染みの場所でした、けれどアメリカ、特にお金のある病院(笑)はきれいですね、なんだかいても楽しい。
カフェテリアはおしゃれなレストラン並み、フラットパネルの大きなテレビ画面にはスポンジボブのマンガが映っています。 壁にはボストン馴染みの街並みや水族館のアートがペイントされて。

スタッフもワールドクラスな病院として納得できるくらいプロです。
さてアレルギーとアトピー専門の先生に会ってお話。 2度も他の場所でメディカルヘルプを受けたのに結局入院することになったから親としてショックだったと言ったら、今度はまっすぐチルドレンに来なさいねと言われました。 指にクリップして体にどのくらい酸素が入っているかを検査する機械を使うと、ゼーゼーと苦しんでいるのにも関わらず、大丈夫でしょうと2度とも言われたのです。
 
これは大きな間違いでした。 そしてその理由をきちんと教えてもらいました。
息子さんの顔を見た途端、入院させなければいけないと思いましたよ。と機械に頼りすぎない判断。
何しろ頭が下がる思いでした。 

帰り際に主治医が、これが私のボスですと年配の先生に紹介してくれました。
入院されて大変でしたね、と受付の人から呼吸セラピーの先生まで覚えていてくれてちょっぴり嬉しかった。 元気になって良かったね!とみんなに言われて息子、ちょっぴり赤い顔になっていました。
たまにイライラすることもあったけれど、頼りになるのは良きお医者さん。

家にたどり着いたのは真っ暗になってから、でもオーダーした毛糸が届いていてうれしかった!
さて、このフクロウパターンのセーター、編み始めます。 Ravely の感想ではChunky毛糸を使うためあっという間に編みあがったという意見が多かったので、もっと寒くなったら着れるようにがんばろう。

今日はお日様が出ていて温かいので庭の掃除をします。 枯れてしまったお野菜達、ご苦労様でした、夏においしい野菜をいっぱい付けてくれてありがとう。

Monday, November 8, 2010

サラダいろいろ

朝早く目が覚めて、犬を外に出したら驚き!雪が降っていた。
芝生の上は真っ白だった。
さすがにドライブウェイや道路にはくっついていなかったけれど。

お昼をまわった時刻に次男から電話があり、ランチに誘われた。
3人息子がいるとそれぞれの性格が違うことにいつも驚きを感じるが、正直言って次男はいつもお気楽でおしゃべりだから気が合う。

どこ行く?と聞くと、Cosiに行こうとの提案。 ボストン、NYCと都会でよく見るこのサンドイッチ、サラダ、スープ系のレストランは本社がフランスで、店内もちょっぴりオシャレでチェーン店であるけどメニューの内容もなかなかいかす。

さて、チキンは食べない方がいいそうだから。。。。とメニューを研究すると、アラスカンサーモンサラダなるものを見つけた。 パリパリと新鮮なサラダの上に、グリルしたサーモンが乗っかている。
皮がむいてあり、あらかじめ冷やしてあるのであのサーモン独特の魚っぽいニオイがなかった。

ドレッシングもさっぱりしていて、ケッパーのしおっ辛さととても合っていた。
ファストフード的だけれど、サラダもサンドイッチもオーダーを受けてから作ってくれて、できあがるとテーブルまで持ってきてくれるからパネラのようにせわしなくない。

ターキーとクランベリーサンドにハーフサイズのトマトスープを食べた次男。

美味しいランチにめぐりあい、おしゃべりをして楽しい時間を過ごすことができた。

血液型のダイエットを始めるにあたり、ああ、あれもこれもたべれないの?と悲観したけれど、どうってことない、探せばサーモンサラダがあった。 工夫と知恵で実行しましょう。
トマト、チキン、セサミシードなんて並べたら、健康食の代表選手のように見えるけれど、実はそうではない、少なくとも私にとっては。。。。。 本で勉強すると、みんなが騒いでいるライコピンなんぞはトマトよりもスイカに多いらしい。 

パンもパスタも食べていないけれど、欲しくなればブラウンライスで作ったパンも、パスタもある。
Whole Foodsが近所にあることがありがたい!

ああ、週末に時計を一時間遅らせたのに、体はついていけなくて10時頃になるとすっかり眠たい。
熊にでもなって寒い内は冬眠したいなあ。

Saturday, November 6, 2010

夏は終わったけれど

すっかり寒くなりました。
お野菜もフルーツもローカルで取れるものはすっかり秋の、サンクスギビングを思わせるものばかり。
夏場はファーマーズマーケットに出かけますが、暑い中、直射日光に当たりながらお野菜を選ぶよりも冷房の効いたホールフーズでローカル野菜を買ったほうがいいと妥協していますが、冬になると私の好きなウィンターマーケットが始まり、土曜日の朝行くことにしています。

野菜だけではなく、ローカルチーズや牛乳、ヨーグルト、卵やらオーガニックのドッグビスケットもお肉屋さんからのポークチョップもステーキも見かけます。 今日はそのウィンターマーケットの初日でした。

3年ほど前コーヒーショップのポスターで知り、それからどんどんと成長して今はお客さんでいっぱい、賑やかです。 今日の収穫は青々としたケール、土から掘り出したばかりの新鮮なジンジャー、コーヒークリーマーとオーガニックのオートミール。
パンプキンケーキのスライスも買って夫と半分こ、いや、彼は90%食べてくれたから良かった(笑)

ビジネスと違ってお百姓さんとお話もできるし、お話好きな方には向いています。

話はそれますが最近体調がすっきりせず、ただ年のせいと片付けていたのですが、末の子が入院した際にとても親切にして下さった看護夫さんから興味深い話を聞きました、彼はちょっと拝見したところ
40歳位に見えますが、実は50代の終わり、そしてお顔もツヤがあります。
大変な神経痛に悩まされていたらしいのですが、ハワイに住んでいたときお友達のドクターから血液型別の食事療法を教えてもらい、それから彼のタイプには良くないとされる食物を一掃し、良いとされる食べ物を徹底的にたべたら、神経痛の痛みもかなりよくなり、毎日ボ~っとしていた頭がすっきりしてきたとか。 

私も股関節のリウマチに苦しんで、ひどくなったら人口関節と入れ替えなければならないと言われています。 しかし人口のソレは寿命があり、私の年齢だとまた入れ替えなければならないそう。
それに人口を入れてもそううまく行かないケースもあり、後悔されている方も多いとか。

それで血液型の食事療法を少しづつ取り入れようとしています。
私はB型で、小麦粉類、トマト、大豆、そば、ゴマ、チキン、エビやロブスターが大凶の食物なので避けています。

ちょっとしたチャレンジだから勉強しながらがんばってみますね。

Friday, October 29, 2010

あらあら。。。

木曜日の朝目が覚めて外をながめたら、なんとボストン。。。。
急に家の周りに高層ビルが建ったわけではありません、実はこれ末の子の病室の窓から見えた景色。 水曜日にアレルギー科の先生に診察に行きました、それで咳き込みがひどいと相当心配し、即入院。。。。 ガ~~~~~~ン!!

キャンプから帰宅して体調が悪く、最寄の小児科に連絡したら予約が一杯で診てあげられないという。週末に入ってしまい、家のそばにある病院のERに行き、喘息の手当をしてもらい薬ももらったけれどどうもまだ良くならなくて、ボストンまで行くことにしたのです。
喘息持ちなので薬やインヘーラーなどはすべて揃っていますがゼーゼーと咳をするようになり心配でした。 ここ半年程調子が良くてドクターの提案で薬もストップしていたのに、秋は喘息に季節なんですね。病院にはゼーゼーちゃんが一杯いました。

二日間の入院でしたが親子共々ヘトヘト、でもかなりよくなったのでホッとしました。
入院するということは安静にして眠る事と思うでしょ、とんでもない、次から次へと専門のお医者さん、呼吸セラピスト、看護婦さん、担当のお医者さん、出たり入ったりで寝ることすら難しかった、でも仕方ないことですよね。 皆とても親切で助かりました。 運良く個室でベットの横には親が使えるベットチェアもありました。 ロビーにはオーボンパンというチェーン店の軽食レストランが24時間営業していたのでカフェテリアが閉まった後はここでコーヒー等買えました。

夫に必要品を家から持ってきてもらい、バッグの中身を見たらなんとポップコーンが入っていた。
一体あの人は何を考えていたのだろう??寝っ転がって映画でも観るとても思ったのかなあ。

ハロウィーンの日はこちら気温がぐっと下がる様子なので今年はトリック・オア・トリートは我慢してねと言ったら、ママがキットカット買ってくれたら我慢すると鋭い弱みをついてきた。それにもう12歳だから行く予定はなかったらしい。 キャンディーを外からもらってきてもピーナッツなどナッツ類が入っているかいないかいつもチェックして心配だったし。 ま、いいか。




Tuesday, October 26, 2010

UFOとバースデーカード

郵便受けに手書きで切手の貼ってあるメールを見つけるのはそう滅多に無い。
よく見ると夫の弟から来た手作りカード、石に刻まれたスマイル顔はあるバーモントの河原でかなり昔に発見されたものらしい。 スマイリーさんのいくつかに頭からアンテナが出ているものもあり、一時UFOから出てきた何者かが刻んだものと伝わっている、実際行ったことがあるが、足場が悪くて子供なんかが行けるような場所ではない。 ある説ではUFO宇宙人を目撃したインディアンが刻んで記録したものとも言われている。

ま、それはどうでもいいが。。。。
夫の弟はなぜこの写真をバースデーカードとして使用したのか? そういえばこの方はある州で一番ポピュラーな高校の先生として記録に残る人だが非常に奇々怪々な人でもある。
悪い変人というのではなく、とにかく変わっている、英語でいえばエキセントリックというのかな。
夫の誕生日、毎年勘違いしている。 去年はボブ・ディランの写真、一昨年はエルビスの似顔絵。

一体何を言いたいのかしら?とつぶやいたら、考えない方がいいよと言われた。
兄弟とはこんなものなのか?

私は一人っ子であるがため、兄弟の関係とかは全くわからない。 覚えているのは学校の友人達が遊びに来るたび、いいな、新しいおままごとセット、新しい洋服といつも羨ましがられていたが、実は兄弟のいるダイナミックな家族を私はうんと羨ましいと思っていた。
一度成人してしまうとなんとなく一緒に育った人という具合になるのだろうか。

息子たちを見ていても、別に絆なんて何も無いように見える。
街ですれちがっても、お互い知らん顔するのかな。

ああ、今日は温度も上がって庭掃除をするはずだったが、なんだか気分が乗らなかった。
それで宇宙からバーモントに侵略した宇宙人の写真をしみじみと眺めてしまった、そして義理の弟から電話が無いことを祈った。 一度話し始めたら止まらないタイプの人なので。

Monday, October 25, 2010

しまった!売り切れ

先週何か他の用事で寄り道したお店ターゲット。
ウロウロしていたら、スパタオルという名称の大きくてとても感触のいいタオルがクリアランスで2ドル90セント!色もよかったので試しに5枚程買いました。

週末にかけて洗濯をしてしみじみと見てみると(なんて暇人なんだ!この私は!)とてもいいじゃないですか、それに3ドル弱なんて数カ月使ってボロになってもいいと思い今日月曜日に勤め先が近いので夫にお使いを頼みもっと買い占めすることにしたんですが。。。。

しばらく経ちこんな写真が無言のメールとして届きました。
しまった!売り切れたのね!!あんなに山となっていたタオル類がきれいになくなっていたようです。
証拠写真を見て愕然としましたよ。

ターゲットはウオールマートとは雰囲気が少々違うお店ですよね。
たまにデザイナーを雇いオシャレなコスチュームジュウェリーやら食器やらをリミテッドタイムで売る事もします。お店によってはスターバックスが中にあったり。

今回のタオルに関してはレッスンとして

レッスン1 用もないのにフラフラしている時に限ってなにか良いバーゲンに出会える。
レッスン2 3ドルのモノなんか躊躇しないでもっと沢山買うべきだった、特に今使用しているタオル
     がひどく貧乏ったらしいものだし。。。

おニューのタオル使用感は3ドルものでも気分がウキウキします。ハッピ~!!

Saturday, October 23, 2010

セブンスターズベーカリー

チェーンのコーヒーショップは便利ですがインディのお店もちょっぴり雰囲気があって好きです。
こんな風にラテのミルクでデザインを入れてくれたり。

このお店はセブンスターズベーカリーといいまして、プロビデンス(ロードアイランド州)の郊外にあります。 近くの料理学校で優秀だった7人の卒業生が一緒に始めたお店。 
スタッフのフレンドリーな事、そしてペーストリーをぐっと我慢してもお持ち帰りにパンを買ってしまう。

甘いペーストリーの他にも美味しいサンドイッチやバゲットにハムをはさんだ簡単なサンドもあります。
週末の朝は大変な賑わい。 こんなところでいろんな人達を観察するのもまた、楽しいですね。
場所柄、有閑マダムがシャネルのスーツにハイヒールで現れたりジョギング最中の人がパンを買いに来たり、子供連れの家族がスナックを食べていたり、学生がラップトップを熱心に見ていたり、バレリーナがタイツ姿で並んでいたり(通りの向こうはバレエ教室)ハンサムでオシャレなゲイの男性がいたり。ピープルワッチングには最適。

Thursday, October 21, 2010

パラノーマルパブ

ハロウィーンといえば恐怖モノが流行りますね。
自宅からそんなに遠くないAshlandという郊外の街に、Stone's Pubというお化け話が好きな人達には超有名なパブがあります。

いろんなテレビの番組でも紹介されている有名な心霊スポット。
そんな事は別としてここのアイリッシュフードはおいしいし、いつもご近所の人たちで賑わっていますが、この季節になると肝試しのようなお客さんで満員でした。
今日は末の子がネーチャーキャンプで留守な事もあってこのパブに出かけました。

以前不思議なこと体験したかというと、二回ほどありました。

夜ディナーを食べていたら急に停電に。 これはどこにでもあるのですが、2,3,4回と電気が付いたり消えたりするのです。 古い建物なのですが、配電はまったく新しい物だそうです。。。。
スタッフに言わせると良く起こることらしいです。

これはランチに行った時、お手洗いに行って個室に入っていた時、バスルームの中、パタパタと子供の足音がするのです。
あれ、子供一人でお手洗いに入ってきてどうしていいのかわからないのかな?と思いながら出てみると誰もいませんでした。 レストランの中に戻ったとき小さい子供がいるかどうか見回したのですが皆大人ばかり。 あまりに不思議で家族には話しませんでした。 

本日は不思議な体験無し。
私は意識してお手洗いに行かないようにしているんですが夫はそんな事知らない。

それで思い出しました。 数年前に家のドアを開けたら5,6歳位の男の子が歩いているのを見て
一瞬、あらどこの家の子供かしら、こんなに遅いのに。(もう暗かった)とよく見たら歩き始め、そして私の目の前で霧のようになり消えてしまいました。
これも家族には一言も言わなかった。
なぜか怖いというより、唖然としたのです。

第六感というのも強いほうだと思います。 急に次男の顔が頭の中に浮かび、あれ?と思っていると学校の看護婦さんから電話が入り、熱が出ているから迎えに来て欲しいと言われたこと、そんな事は何度もあります。

この世の中、なにか他の物体がいてもそう不思議ではないのかもしれません。

それにしてもStone's pubのサラダは美味しかったわ。

Wednesday, October 20, 2010

ヨーキーのブログデビュー

我が家のヨークシャテロリスト




最近元気ないなとママは心配しているけどね、お昼寝はボクの大切な日課の一つなんだよ。



ちょっとママ、写真とるの?きれいにとってよ!私かわいいんだから!


Monday, October 18, 2010

犬のアルツハイマー病

今日はマフィーとウォリーがヘアカットに行く日。
毛が伸び放題でなんだかオーストラリアにでもいそうなワイルドなビーストのように見える。
最近寒くなっているのでグルーマーさんが気を使い、前回あまりカットしなかったみたいだ。

ヨーキーの毛は人間のそれとよく似ているそうで、あまり抜け毛がなくてどんどん伸びるのだそう。
二匹とも13歳。

ウォーリーはトコトコっと走っていったかと思うとボーっとする、変?と思う行動を取るようになり、獣医さんに聞いてみたらアルツハイマーではないかと言われた。
しかし私の言う事はわかるみたいだし。。。。

家から10分ほど運転すると市営のサッカー場があり、昼間は誰もいないので二匹ともリードなしでお散歩に行く。 たまに同じく犬を散歩させている人たちに会うと、彼は上機嫌になる。
子供たちに頭をなでてもらったり、他の犬達と会ったり、刺激があると元気になる。
これは人間と同じみたいだ。
車で出かけると気持ちよさそうにバックシートで昼寝をする。

ウォーリーという名前は以前のオーナーが付けたようだ。
10年前にヒップの関節が悪いことがわかり、大きな獣医病院で手術をして人口ヒップを入れてもらった。 いろんなヨーキーの顔を見たが、この子ほど何かを訴えているような瞳をしたパピーちゃんはいない。 

ニューイングランドに越してきて、知り合いも誰もいないときに一緒にコーヒーショップの外に座ったな。 すると何故かいろんな人とお話をするきっかけになり、楽しい時を過ごす事ができた。

そんな友人の彼が老いていく姿を見るのは辛い。

Friday, October 15, 2010

カゼ対策


体調の事をグズグズと書いたり話したりするのは年寄り臭いと思いながらも、10月に入ってから急に天候が悪くなった事、そして2週間続けて雨模様だったなどの理由でずっと不調です。
コロンブスディにコネチカットまでドライブに出た時は実に素晴らしい秋模様でしたが、今日はノアイースター、ニューイングランド独特の秋冬に来る北西の強い風を伴った豪雨に見舞われています。
(もっと寒い時は雪嵐)
腰が悪いのでじっとりとした寒い日は要注意。
 
体調の不順を訴えて医者に行くとと大抵何かの薬を処方してもらえますが、薬ばかりに頼るのは良くないと実感して何とか自分で治すように努力をするようにしています。
普段バイキンに対する抵抗力を向上させること、それでも具合が悪くなったらどうするか。
マヌカハニーというニュージーランド産のはちみつは抗菌作用が高いので喉が痛い時にすごく効きます。 
気のせいかもしれないけれど、このハニーを食べると体もホカホカするような。
そしてアレルギー対策にもなるのですが、鼻孔を洗浄するネティポットも便利です。
特にハーブやエッセンスオイルの入ったお塩を溶かして利用するとさっぱりするし、時々びっくりするようなモノが出てくる。。。顔を横に傾けて使うタイプでもいいけれど、私は専用のプラスチックボトルで水圧を自分で調整できるものを使います。
ビタミンD, 気まぐれに飲むのではなく、毎日。
エマージェンCでビタミンCの補給。
チキンヌードルスープ。
水をいっぱい飲む。
サラダは体が冷えるので野菜炒めを作って食べる。
以上実行してあとは暖かくして睡眠を充分にとる。
これからマイナス何度となる季節になるかと思うとがっくりします。
たった一ヶ月ほど前には暑い暑いと文句を言っていた私。
あ~あ。。。。
さっさと厚手のソックスを履いてセーターでも編みましょうか。
そんな気にもなれないときはテレビ、それでもダルイ時は犬達とお昼寝をしましょう、家事はお休み。

Friday, October 8, 2010

しあわせとは

12歳の 誕生日が近づいた末の子に、プレゼントは何がいい?と聞くと、欲しいものはないと言う。
今持っているもので満足なのだそうだ。

知人の息子さんは一年のうちの半分はレストランの評論家として記事を書いたり雑誌の出版を手伝ったりと忙しく過ごし、あとの半分はアフリカ、インド、パナマ、チベット、さてどこにあるんでしょうと戸惑うような所に旅行に出る、それもボストンバッグ一つで。 アパートにかぎをかけてサッと出かけるのだそうだ。

大学の寮で一緒だった昔の友人は、一時プロのヨットレーサーと結婚してヨットのブローカーもしていたせいかバージンアイランドでヨットに何年も住んでいた。 海の上にプカプカと浮きながら暮らすのってどんなものだったのだろうか。 赤ちゃんを抱いた写真をもらったときはその子のかわいらしさは別として、彼女の潮にやられたボサボサの髪にコンディショナーをつけてマッサージしてあげたい衝動を真っ先に感じた。 それでも陽に焼けた笑顔は幸せいっぱい。

羨ましい限りだ。

あれも、これもとモノにふりまわされる事が多い現代、質素に生きようと思ってもなかなかできない。

私の弱みはキッチン道具、毛糸、それにまつわる道具類、クツ、おいしいコーヒー、
それから髪の手入れをする道具、カシミアのローブ。。。 こんなもの抱えてチベットをロバに乗って旅なんてできませんね。

私の幸せはオールクラッドの重いフライパンでおいしいお魚のムニエルを作ること、おいしそうに食べてくれる家族の顔を見ること。
インターネットでオーダーした毛糸が届いて編み棒にキャストオンすること。
ヨークシャテリア2匹と一緒にソファでお昼寝すること。
それなりに満足なんです。

Thursday, September 30, 2010

オクトーバー

明日から10月になる。

末の子に言わせると、10月は良い月なのだそうだ。 理由は実に素朴、楽しみにしている(マンガっぽい)本が売り出しになる事、大好きな(マンガっぽい)テレビ番組の新しいシーズンが始まる、そして忘れちゃいけない自分の誕生日の月である事。 そして彼の友人の誕生日でもあるらしい。

単純といえば単純な理由。けど、身近に幸せを見いだせるというのも一つの特技かもしれない。
私に怒られても、何かツマラナイことがあってもサッとすっきり忘れ根に持たない性格だ。

何年も前に仕事をしていた時、上司の秘書をしていた同じ東京生まれの、年齢上大先輩の方と知り合いになった。 彼女は戦後の厳しい時代に生まれた育ち、お誕生の月が10月。

当時の日本はね、誰も彼もみんな貧乏だったから、これから頑張ろうという意識がね、日本の社会全体にあったの。 それでね、わたくし(いつもわたくしと言った)のお誕生月は10月でね、母からはいつも親孝行な子と言われたわ。

秋は食物が普段より簡単に手に入ったかららしい。 食糧難の日本とは想像もできないが。

この友人は悲しいことに簡単な手術を受けたとき、生涯患っていた糖尿病との悪い関連でわけなく帰らぬ人となった。 糖尿病だったことさえ、周りの者は知らなかったからショックだったし、そんなハンディを持ちながらも文句一つ言ったことが無かった。

9月はおしまい、明日から10月。

写真はフェアで見たひまわりの花。 

Tuesday, September 28, 2010

灯台めぐり

海を見るともう夏も終わったという色をしていました。
メインは灯台とパフィンという可愛らしい海鳥で有名です、食いしん坊の人たちにとっては野生のブルーベリーとかロブスターが代表選手でしょうか。

この灯台は今でこそオート化したようですが、その前はきっと、灯台守の方が毎晩光を放ったのでしょうね。 メインには何度も行ったことがありますが、灯台を見たのは初めて。
パフィンちゃんも見たかったけれどいませんでした、けどカモメがいっぱいいました。


Monday, September 27, 2010

スクープとクレープ

アルバイトをしていた美術大学の学生さんがお客さんの似顔絵を描いたコレクションが壁いっぱいに。
お手製のワッフルコーンがお行儀よく並ぶウィンドウ、これを見て通り過ぎることなんてできないわ。

潮の香りただよう小さな港町、ベルファストはメイン州コーストラインの、丁度まんなか辺り。
日が沈んだ頃海を背中に坂道を登って行くとオシャレなビストロやカジュアルなバーがある。
ビールを飲むつもりもないし、お腹もすいていないからゆっくりと歩いて行くとおいで、おいでと呼ぶようにセピア色のお店の中。
覗いてみればMust try!的なアイスクリーム、ジェラトのお店。そしてクレープも作る。

オーナーの女性は大変興味深い人だった、名前は聞かなかったからメイン州のジュリアチャイルドと呼びましょう。

次の朝には帆立貝とマッシュルームホワイトソースのクレープを食べました。おいしかった!








 







古い街

ポーツマスといえば条約!と答えが返るように、小さなニューハンプシャーにある港町には歴史がある。 真新しい住宅が並ぶ街に住む者にとって、その魅力は並ぶレンガ作りの古い建物だ。
外はもちろん、建物の中にも味わいがある、それがたとえモダンなカフェのお店だったとしても、なんとなく壁に染み込んだ時が感じられる。 誰かの会話が聞こえてきそうな。

一体この店舗は昔、昔、その昔何があって、誰が行き交ったのかな。

Wednesday, September 22, 2010

メインイベント

今年もまた、やってきましたメイン州のお楽しみ。
末っ子はこのフェアをヒッピーの集まりと言っていますが、まあ、適切かもしれない。
オーガニックをテーマにしたこの農村フェアにはゲームとかわたあめなんてありませ~ん、ボトルに入ったお水も売ってません。(そのかわり水筒持参して井戸から新鮮なお水が飲めます)

毎年行ってガーリックやら毛糸やらを買ってきます。 

メイン州って何か好きだわ。 寒いけどねぇ、冬になると。

Tuesday, September 21, 2010

サプライズ

庭でとれたナスを利用して長男の好きなエッグプラントパーメジャンを作りお持ち帰り用にとキャセロール皿に入れて、アパートに戻る彼に渡した。

今回家に寄った時、キャセロールのお皿、返すよといって紙袋をくれた、何気なくテーブルの上に置いたら、中は見ないの? だって。 

お皿でしょう? と言い中を覗くとこんなにかわいいキャンディーバスケットが。

あら、かわいい!ありがとう! 本当に驚いた。

そういえばまだ小学生だった暑い夏の日、引越し準備でストレス一杯だった私に自転車を走らせてアイスクリームを買ってきてくれたのもキミだったね。 ドロドロに溶けていたけど喜んで食べた。

本日は親ばか日記。

Monday, September 20, 2010

カマンベールチーズの季節


Whole Foodsをウロウロしていたらカマンベールの試食コーナーに人が一杯群がっていました。

あ、カマンベールチーズが出始めたのね。。。バゲットとグラニースミスのりんご、キャラメルフレーバーのマスタード(これ、おいしいの)それからハムも買い込んで家に着いたら早速、サンドイッチを作りました。
洗濯をしに帰宅していた長男にもおすそ分け。
中には周りのカビちゃん皮は捨てて食べないという方もいますが私はここが好きです。貧乏性。


Wednesday, September 15, 2010

カゼがはやっています。

マサチューセッツ州では急に気温が下がりました。
今日の気温は18℃、夜には7℃まで下がるようです。 
32℃以上の気温が連続した夏の後で体の調子が悪くなっている人が多いようです、末っ子と私もその仲間入り。
お医者様の話ではこの時期、流行っているのだそうです。
学校もはじまったから感染する機会もたくさん。

学校を2日間休み、医者に行きお薬を飲んでいても喉、耳、頭が痛い、そしてすごくダルイと言います。 抗生物質は飲ませたくないけれど仕方がない。

今日やっと学校に戻りましたが、私もダルくて。
お昼何かスパイシーなものが食べたくなり、それでも料理が面倒だったのでインスタントラーメンにホールフーズで買ったキムチを入れてみました。 
ガーリックが効いていてなんとなく早く良くなる様な気持ち。(そうだといいんだけどぉ)

Monday, September 13, 2010

♫ブンブンブン、ハエが飛ぶ♪

買い物が終わってコーヒーが飲みたくなり、近くのスターバックスに行きました。
車を停めて外に出たら、鼻が曲がりそうなニオイ!この悪臭は?と見回すと、ショッピングセンターの管理の一部であろう人たちが芝生に肥を与えています。
しかしこのニオイは化学薬品ではなく、もっとナチュラルな酪農風なものです。

しかも驚いたことにスタバのお店の外にあるピクニックテーブルなどに人がいっぱい座っていて
コーヒーを飲みながら携帯で話したり、パソコンのキーを叩いているの!
この人達、蓄膿症でニオイに鈍感なのかしら!と思いながらお店のドアまで走って行きました、だってほんとにクサイんだもん。

列に並んでオーダーする時、夫に何かスコーンでも欲しい?と聞いたら青い顔をしていらないという。
ほんとにいらないの?とまた聞いたら、ほんとにいらない。だって。。。。

コーヒーを手にしてシートに座ったら夫は あのペーストリーケースの中、大型のハエが一杯飛んでるよ、20匹はいるんじゃないかな だって。
よく見るとお店中にもハエがいっぱい! あの肥やしの香りに誘われて飛んできたのでしょう、お客さんの出入りでドアが開くたびブ~ンと入ってきたのね。

座っていると足に止まったりテーブルの上を歩いてたりとゆっくり座っている気にはなれない。
そんな状況でも、他の人達はコーヒーをすすって新聞を読んでる。。。。
お店のなかはハエだらけ、外は強い夕方の太陽にあたった肥やしの臭さでたまらない!
逃げるようにして帰宅しました。

Friday, September 10, 2010

食欲の秋、編み物の秋 他はどうでもいいわ。。。

おいしいアップルパイを作ろうと思ったら、りんごの種類を工夫してみると楽しいです。
我が家の近辺にはオーチャードがいっぱいありますが私が狙うのはいつも同じところ、なぜってパイ作りに欠かせないグラベンスティーンという種類を売るのはソコだけなの。

夏の終わりになるとすぐ収穫できるりんごらしく、さあ、秋だ!という心構えをスタートさせてくれます。
農園に詳しい方にいわせると、このグラベンちゃんはあまり美人じゃないし、(グロサリーストアに並べても見栄えが良くない)同じ木から一年おきにしか収穫できないとかで育てて売る方にしてみればあんまり利益にならないりんごみたいなんですよね。
昨日オーチャードに電話したら、もう売りに出されているとの事、買いに行かなくっちゃ。

それから。。。
この間スタートしたカーディガンがそろそろ完成になるのでRavelyのサイトを見てまた可愛らしいカーディガンを発見してしまった。(あ~あ、毛糸ダイエットするつもりだったけど)
スエーデン製の毛糸がすっごくカワイくて一目惚れしました。 オーダーした先がFlying Fingers Yarn Shop とプッと笑いそうな名前、場所はNYCの郊外ですが、お客様の為に上の写真のバンをNYCからお店の間を行き来するんだって。 サイトで見たとき、食いしん坊な私は即あのオスカーマイヤーのホットドッグトラックを連想しましたが。。。。 

なんともサイケデリックな車、乗ってみたいなあぁぁ。。。
この毛糸屋さん、マーケティング根性があると思いません? 

Thursday, September 9, 2010

知ってると思っていること

母にかぎ針編みを教えてもらったけれど本心はいつも編み棒を方に憧れていた。
彼女にはこちらの特技が無かったため、教えてとも言い難くて10代になって何かの雑誌を参考に編み棒編みを始めたから、正しく自己流のニッターです。(つまり誤解が一杯ということ)

ゲージを編む作業の知識もなく、とんでもないサイズのカーデガンを編んだり、編みあがっても納得のいかないモノが出来上がったり、ストレスと不満で一杯だった。
まず驚いたのが、私の糸と毛糸の持ち方は本当にヘンテコであるという事。

かなり前、夫に近くの手芸店でニットの教室があるからと言われ、何よ編み物位自分で出来るわよと思いつつもハンブルに通うことにした。

そこで教わった事は今でもしっかりと覚えている。 知っているつもりでいるということはソンすること。
いつでも何か教わることは一杯ある。 さてこの本も そうか! とアニメの主人公のように星一杯の瞳キラキラにしてくれる本です。 

本屋さんで見かけるとまったくビギナー用のニット本に見えますが、とんでもない、知識の宝庫です。
そして更に感激したことはこの著者と私の編み方は全く同じであるという事。
(この本ではジャーマンスタイルと呼ばれています。他にコンビネーションニッティングと呼ぶ人もいるけど。)
著者が育ったイギリスで家庭教師から習った編み方に納得がいかず、スイス育ちの使用人が編んでいる様子をマネして前者から怒られたため、隠れて編み物をしていた話。
なるほどねえと感激した。

後ろと前、そでを縫い合わせる作業が大嫌いなこと、(よって彼女のパターンはこの作業が殆ど無いように工夫されている)ヘンテコな編み方をすること、そしてこの趣味に関心を持ってくれる夫がいることと、エリザベス師匠と私にも似た部分が一杯。
亡くなってから十年近くになりますが、今でもアメリカではEZマニアと自称するニッターが一杯います、そして私もそのファンの一人になりました。

Friday, September 3, 2010

友人からのプレゼント

この写真は友人がグアテマラを旅した時、朝霧が去っていく様子をとらえたもの。
メールで送ってくれた。 
自分が住んでいる世界とは違ったような色、こんな場所が地球上にあるのかと驚いた。
つまらない事に文句を言っている自分がそれこそつまらなく見える。
心が謙虚になる景色、いいですよね~。

Thursday, September 2, 2010

子供たちが成長したその後

お友達のキャロルさんが、自分の美容室・ブライダルショップを開業するそうだ。
彼女にはかれこれ5年近くヘアカットもカラーもお世話になっていて、家族もキャロルさんの働くサロンに行く。 美容関係の事は殆ど知らなかったが、こうしてサロンのオーナーから場所を借りて自分のクライアントを相手にヘアの云々をして、料金の40%はオーナーに払うというのが相場なのだそう。

キャロルさんは台湾出身の方で、おおらかで優しい人。 さっぱりした性格が私と似ているせいか話も合うし彼女から学ぶ事も多い。住まいも近い。 

日本の童謡をよく知っている。 おばあさんが歌ってくれたそうだ。
台湾の方達は日本びいきというのは知っていたが、日本のおかげで学校、病院の設備を整え今の台湾があると言う話をよく聞かされたそうだ。
高校生の時は、アンアンやノンノを読んで日本に憧れたらしい。 あ、それ私も読んだ!ヘアスタイルやファッションのバイブルみたいだったね!

もう3年間も店舗を探したの。 ペテンにかけられて手付金を盗まれたりしたこともあったのよ、でも今回決まったからね。 と、とても嬉しそう、台北から妹さんも参加して本格的にサロンを経営するらしい。 私も自分の事のように嬉しく思っている。

お嬢さんが小児科になりたいという目標をキチンと持っている。 大学とか大学院の費用が高い事をよく知っている私が冗談にいっぱい稼がないと、これから学費が大変!といったらうなずいていた。
そして子供たちが出て行った後、自分のしたいことに没頭できるようにしたいから、これから始めるのよ。と。

ほんとねと言いながら、彼女に脱帽。
以前は中華料理のレストランをご主人と弟さんと経営していたからビジネス感覚はすぐれているし、決まった店舗も高尚な住宅街にあるからきっと大成功することでしょう。

Wednesday, September 1, 2010

やっと。。。

アメリカに暮らし始めて数回、アサガオを咲かせようと植えたけれど何故かいつも失敗。
それからずっとあきらめていたし、付近でも見かけないから、このあたりでは育たないものといい加減な納得をしていた。

春先にホールフーズでこのアサガオの苗を見かけ、ダメもとで植えてみたら。。。
ヒョロヒョロと育っていくけれど花は咲かない。 ああ、またダメ!と思いながらもツルが伸びていく様子を見ていると引っこ抜くような意地悪な事はできない。

で、どんどんと大きくなったアサガオ、8月も終わりになりやっと一つ咲いた。
そして今朝見たらあちこちに小ぶりだけれどかわいい花が咲いた。

アサガオを見ると子供の頃遊び相手を良くしてくれた祖父を思い出す。
まだ東京の郊外でも土の庭があった頃の話で、毎年夏の始めにアサガオを沢山植えて、何色の花が咲くのか楽しみにしたものだ。 

お世話になっている内科のドクターにある夏、庭になったトマトを持っていった事がある。
大きな真っ赤なトマトをしばらく見つめ、少し涙ぐんでいたのでびっくりしていたら、数年前に突然亡くなったお母様の話をしてくれた、毎年野菜を庭に植え、特にトマトが好きで沢山育てた方だったそうだ。

このお母様はタイの方で、アメリカで暮らすにはいろいろと苦労があったそうな。

天国という所があり、そこにも庭があったなら、祖父もドクターのお母様もきっと、せっせと庭仕事をしているはずだ。

Monday, August 30, 2010

ロングアイランド サウスハンプトン


ロングアイランドに行ってきました。
ランチはこんなに小さいシーフードショップ、地元の人達しか知らないような所。。。。
その日のスペシャルは外にある黒板に書いてあります。 付近でとれる新鮮なシーフード、おいしかった!


フェリーに乗ること片道一時間半、編みかけのセーターを持ち込みました。
船に乗りながら編み物というのもなかなかいいものですね!
コネチカット州とロングアイランドの間は、ロングアイランド サウンドと言われる陸と陸に挟まれた大きな川の様な海で波は殆ど無くゆったりと広がります。
それからサウスハンプトンにある美味しいクッキーのお店Tateで買い物をしたおいしいミニトリップでした。 いつでも海の香りは心を和ませてくれます。

Friday, August 27, 2010

できません、ダメです、不可能です、わかりません。

アメリカの数ある病院でも有名なボストンチルドレンズホスピタル。
末っ子が重症アレルギーとアトピーのためここ数年お世話になっている。 
看護婦さんをはじめ、専門医はとても親切で丁寧に話をきいてくれるし、薬の情報やサプリメントの応用の事情もさすがに田舎の小児科の医師とは雲泥の差である。

学校を早退させ高速を走って行っても価値はあるのに、最近はなんとなく?と思う事が多い。

電話をかけるとまずレコーディングされたメッセージ。

こちらはチルドレンズホスピタル、アレルギー、皮膚科です。
処方箋の更新は今請求してもすぐには応答できません。
数日後にそれぞれの薬局に連絡して下さい、こちらでは何件もあるケースをそれぞれフォローすることはできません。 当院のポリシーとして必ずしも電話での更新は保証できません。

患者からの電話の応答は平日の8時から4時まで、それ以外の対応はできません。
ランチアワーの問い合わせは受付できません。 

このネガチブ系の回答が延々と続く。
患者(のファミリー)としてはなんとも心細くなる応対ではないか。
さて、どんな質問ですか? できるだけの努力をして対応しましょうなんて雰囲気は全く無い。
できませんよの連続攻撃で相手が電話を切るのを期待しているのだろうか。

保険の手続きにしてもそうだ。 先日検診に行くと、受付の全く不愉快そうな顔をした若い女性が
コンピューターのモニターを見ながら、
あ、患者専用のあの赤い電話(といいながら待合室のコーナーにある電話を指差す)でこの患者ファイルナンバーを告げて質問に答えてから戻って欲しい と言う。

何で?と聞いても肩をすぐめて、アイ ドント ノー、知らないわだって。

仕方無しに赤い電話を手にするとつながり、判断が不可能な位の外国語アクセントがひどい英語で、名前と住所、患者の誕生日、電話番号とソーシャルセキュリティー番号を言ってくださいと言われた。

沢山の人がいる待合室の角にある電話でこんなプライベートな事は言いたくない思いながら、子供の名前、アドレスと電話番号を教えた。 でもソーシャル番号は教えませんと言ったらなぜだ、必要だと申す。 私もいい加減カッとなり、あなたがどんな人であるか、どこにいるのかもわからないのにこんな情報は渡せません。 
それから保険の話。 もう数年間同じ保険で同じ番号なのにいちいち調べ、今回の検診のコストがカバーされるかどうかチェックします、少々待ってくださいと言われた。

もちろんなんの変化もないのだから時間の無駄をしているようなものだ。

アメリカの医療費は大変高いから、保険のない人の負担は大変で、病院側も保険がきいているのかどうかをチェックすることが必要なのだろう、でもなんとなく後味が悪かった。
ニュースなど見ていると保険のない患者が救急で運ばれてくると勿論ケアをしなくてはならないし、そのコストを飲み込まなければならないケースも沢山あるらしいから、経営という観念から見たら厳しいのであろう。 
しかし病院という所はデパートじゃないんだけどね。

患者さんの気持ちになってケアを

と書いてあるポスターをみながら、保険があればね。と言いたくなった。

それにしてもアメリカ人にとって、できません、わかりません。は得意な言葉だ。
日本でサービス業の人がそんなこと言ったら即クビだろうなあ。
しかしお医者さん達は保険会社と弁護士の間に挟まれながらも一生懸命患者の面倒を見てくれる。
オバマさんの言うヘルスケアの改善って一体いいのか悪いのか理解に苦しむ。
理解している人なんて殆どいないのではないかなあ。。。。

Tuesday, August 24, 2010

野鳥

もう何年も前になる。
夫のお母様を訪ねた時、驚いたのはそのバードフィーダーの数。
庭中のあちこちに可愛らしいデザインのものから彼女が空き缶を利用して作ったもの、
ありとあらゆる形のフィーダーがぶら下がっていた。
朝起きて一番にひまわりのタネが入った袋を持ち歩いてフィーダーに入れるのだそう。
もちろん冬の最中にも。

野鳥も慣れていて別に飛んで行くわけでもなく、近くの木の枝にとまっている。

それから義理母を尋ねるときはいろんな野鳥のエサを持っていった。
近くに州立公園があり、毎日何マイルも歩いて散歩をするという元気な方だった。
過去形で話すのは、亡くなったわけではなく、アルツハイマーでまったく人が変わってしまったから。

数年前からシニア専用の施設に入っている、初めて面会に行ったときはショックだった。
話には聞いていたものの、まるで子供のように話す。  外に行きたいのに、ダメだといわれると言ってしょげていた。 あれだけ自然を愛して散歩や野鳥の餌付けに熱心だった人に一日中屋内にいろというのは本当に情けない事だけれど、これは施設の決まりだし、患者さんの安全を考えてのルールだ。 なんで外に行けないの? と言われて、今はちょっと寒いからね、カゼを引くかもしれない、暖かくなったら行けるね。 とまるで幼児に話すように説得しなければならない。

そんなきっかけで私も野鳥にエサを与える。
最初は野鳥専用のミックスを買っていたが、そのうちにナッツ類、ドライフルーツ、ハミングバード用のネクター入れなどと凝ってしまい、デッキには6種類のフィーダーが並んでいて、この夏に家のポーチの軒下にもひとつぶら下げた。
数年前に、春先にコットンの糸切れをまとめて置いてあげると、巣を作る材料として小鳥が持って行くことを発見。 そのとき初めてブルーバードを見た。

四季を通していろんな野鳥が来てくれて、さまざまな歌を聞かせてくれる。
なるほど、彼女が好きだったのがよくわかる。

シニアホームで暮らす義理母、野鳥をかわいがった事を覚えているだろうか。
素晴らしいキルトを作り、絵を描くのがとても上手だった人。
 
なんとも悲しくなる。雨の中ひまわりのタネを追加してあげたら、ちいさな鳥達がチチチッとお礼を言い
早速フィーダーに飛び込んで来た。

Wednesday, August 18, 2010

ガーデニング


タネから育てた野菜でもスイスチャードとかレタスはすぐに大きくなります。
去年はここニューイングランド辺トマトがうまくなりませんでした、私のガーデンだけではなく、知人たち皆文句ブーブー、で今年は これでもか! という感じでいっぱいトマトを植えました。
いくら美味しいからといえども一日中トマトばかり食べれないからこうしてちょっと熟しすぎたものは即
トマトソース用にと煮ます。

いつも適当に作っていたものの、今年はトマトの大漁が予測できたのでフードミルを購入し待機。
これはオールドファッションな道具だなあと思っていましたが、OXOからいいデザインのものが出ていました。 年に一回トマトソース用にしか使わないのはもったいない。。。しかしマッシュポテトにも使えるんですね、野菜スープをこすのにも便利のようです。 私のようにぐーたらな人向きです。 

トマトは煮るときに簡単に切りギュッと絞り余計な水分を出す。 煮たあとにミルに入れてクルクルとハンドルを回せば下からクリーミーなトマトソースが出てくる。 タネや皮はミルの中に残ります。
             
キュウリはなんといってもサラダ。
サンドイッチに入れてもおいしい。 トマトを簡単に切ったものと混ぜると色合いもきれいです。
フレッシュだから冷蔵庫にしばらく入れておいても大丈夫。
田舎の道を車で走っていると自家製野菜を売っているスタンドや農家の新鮮な卵を売る小屋のサインを見かけます。 これも夏の大きな楽しみ。
春に植えたポテトも一体どうなることやら。 これは寒くなってから掘り起こすそうで、どうでしょうか。
日本のおナスも順調に大きくなっています。

            

Tuesday, August 17, 2010

また始まった。 編み物フィーバー!

Sundara Murphyさんが染めるSundaraYarnは編み物マニアックの間でカルト的フォローイングがあるのも納得、色も品質も二重丸。 特にソックス用の毛糸はとても人気があります。
ちょっと前までは毛糸屋さんには、ピエロでも気持ち悪くなりそうな配色のソックス毛糸しか無かったんで、あちこちドイツやイタリア製のものを探して歩きました。

一時期シアトルにあるスタジオで染めたての毛糸、彼女のサイトにてアベイラブルになると即売り切れという状態、シアトル時間に合わせて発売時にコンピューターに向かっていましたっけ。

8月といえどもそろそろ編み物の事を考え始めたのですが、タイミング良くセールのお知らせが来ました。

このカーディガン、エリザベス ズィマーマンさんの赤ちゃんカーディガンパターンを大人用に計算し直したものらしいです。 (実際にやった方、ご苦労様でした。) 何にでも合うようにとダークグレーにほんのちょっとワイン色の入った糸を選びました。

毛糸を見、パターンを見て編みあがりを想像するのがすごく下手で、毛糸そのものの色に引かれて買い、出来上がりはなんとも気に入らないセーターになるという苦い経験を何回もしています。

近所の毛糸屋さんで顔見知りの店員さんにフィッシャーマンセーターの色を選んでもらった事があります。 一見地味ブルーグレーな色ですが、良く見るとカラシ色とか緑色がほ~んの少し入っている毛糸を買いました。 これ?と言った私に、Look!、セーターとなったら絶対素敵!とイチオシしてもらって。 
おかげさまで編んでも着ても本当にあきのこないセーターになりました。
それからはパッと見て気に入った毛糸は買わないでじっくり考えることに。
毛糸が届くのが楽しみです。。。。
    この色の名前はダーケストナイトですって。

Sunday, August 15, 2010

ちょっと早いけど 読書の秋

夏に入り日本語の本が読みたくなり、村上春樹の1Q84を3巻読みました。

夕暮れに虫の鳴き声が聞こえるようになり、夜の空気も少しだけヒンヤリとしてきた今日この頃、ラジオを聞いていたらNPRでこの本の話題をしたインタビューをやっていた。
早速読み始めると家事もほったらかしにしたい程興味深い本であることを発見!

これは離婚の話だけではなく、独立戦争が終わった頃のアメリカ、特にニューイングランドやニューヨーク州の様子、当時の女性の権利や地位、そしてシェーカー教の事情に大きく触れているんです。

現代のシェーカーのイメージはノスタルジックで美化されているんですね、当時の彼らは結構積極的だったようです。

主人公の女性の生活苦とアル中に苦しむ夫はある日突然シェーカー教徒になってしまう。
シェーカーズは夫だけではなく自分たちの将来の為になる子供たちに目をつけ、彼に子供達を連れて参加させることを強要する、それに反対して当時不可能に近かった妻からの離婚の要請と宗教に立ち向かう母親のストーリーです。

作家はコリアン アメリカンの女性ですが、語学学者ということ納得出来るほど大変美しい文章で描写されています。 記録が殆ど残されていなかったため、苦労してまとめたと言っていました。
私のように英語が母国語でない人にとって美しい英語はいい勉強になります。

今度シェーカーミュージアムにぜひ行ってみたいな。
読みがいがある本、スローリーダーなのでじっくり楽しみます。

Friday, August 13, 2010

ギフト

上の写真は夫の知り合いであるトム ジョーンズさん、といってもこの方はベガスで歌わない方。
キーウエストからニューヨークまで、90日近くこのパドルボードで渡った人です。
昨日ニューヨークハーバーに到着しました。 夫と大学が夏休み中の息子2人、到着時間を見計らって会いに出かけました。

一体全体1500マイルを何の為に。。。?と思われますよね、実はこの方はプラスチック製のゴミを海から無くすという運動のパブリシティーのため、一肌脱いだわけです、このトムさんはサイボーグ人間のように体も精神もタフ、けれど自然を愛する優しい人です。

石油を材料の一つとして製造するペットボトル、何年も浸かって海の水を汚染し、海の生物に多大な影響を与えているのだそうです。 ただ汚い、邪魔という話では済まなくなっているんですね。

夜は沖から上がり眠り、旅の間ずっとサポートボートが付き添っていたとはいえ本当にご苦労さまでした。
Googleにて Tom Jones Plastic Free Ocean でサーチすると詳細を読めます。

そして。。。
昨夜で毎週楽しみに見ていたリアリティー番組 Boston Med が終わりました。
リアリティーものは苦手なんですけど、これはヒューマンストーリーに満ちたお話で好きです、特にボストンの有名病院が舞台になっていたので興味を持ちました。

去年だったか、ボストンの病院で顔の移植手術をうけた男性の事がニュースになっていたのを覚えています。 誤って電車の第3レール、電気の走っているレールの上に転落して顔の下半分が溶けてしまったというショッキングな事故にあったためです。
その時はドナーの話には触れませんでした。

昨日の最終回でそのフルストーリーが放映されました。 人生の半分以上を心臓の病で苦しんだ男性にやっと移植の心臓が見つかるわけですが、悲しいことに術後に亡くなりました。
この方はアウシュウィッツのサバイバーである両親の元に生まれ、ボストン大学で教鞭をとり、それからハリウッド映画業界のコンサルタントになるというまさしくアメリカンドリームのような人生を送ったかたです。 手術の前に奥様に、もしも成功せず、死んだ際には内蔵を寄付するようにと言い残したそうで、彼女はその手続をとりました、が、病院側のスタッフが、顔を寄付してくれないかと尋ねた時はさすがに一瞬考えてしまったそうです、あたりまえですよね。

ドナーとなる人は結構いらっしゃるらしのですが、さすがに顔となると遺族の人たちは皆断ったらしいです。 しかしこの奥様、主人に聞くことができたなら必ずイエスと言うと確信して、亡きご主人の顔、目から下、鼻、あごを寄付することに。
この男性の人生をまた可能にした事はもちろん、その他の内蔵で4人の患者さんの命を救う事になったそうです。

ギフトと一言に言ってもいろんなケースがあります。
けど、お店でお金を出しても買えない贈り物を社会に、または全くの他人にあげるということは立派なことです、そしてあげるという行為もそれこそハッピネスなんでしょう。

Thursday, August 12, 2010

食パン

今日もまた、食べ物の話。

でも今回はちょっとだけアカデミックな雰囲気で行きましょう。

アメリカに住んでいると、日本にいる方からアメリカはどんな所ですか?とか、アメリカ、特にハワイとカリフォルニアが好きです。 などのコメントを聞くことがあります。

アメリカの広さは理解しがたい位にダイナミックで、小さな州から大きな州まで東西南北、それこそ合衆国と呼ばれるものですが、ここに長く住んでいても完全に把握できません。


州ごとに法律も違うし、みんな英語を話すことには間違いないけれど、ニュアンスやアクセント、地域独特の言葉が一杯存在します。


ニュースウイークに言語学者さんの書いた記事が載っていました。

言語学者という職業柄、なんでも知っていると思っていたらしいのですが、ウィスコンシン州のマジソンに行ったとき、ベーカリーはいかがですか?と聞かれて戸惑ったらしいです。

ベーカリーとは勿論パン屋さん、ペーストリーなど売っているお店なんですが、なにもパン屋さんはいかが?と聞いているのではなく、この場合はパン屋さんで売っているもの、つまりペーストリー、食べますか?という意味なのだそうです。


コッペパンにハムとか野菜などはさんだサンドイッチはサブ、(きっとこれはサブマリン、潜水艦の形からそう呼ばれてるのだと思いますが)とこの辺りでは呼ばれています。

が、お隣のロードアイランド州ではこれ、グラインダーという、なんだか機械みたい。

ペンシルバニア周辺ではホーギー、他ではキューバンサンドイッチと呼ぶのだそう。


パンの形こそ微妙に違うようですが、結局コッペパンに何か挟んだサンドイッチ。


日本のようにコンパクトな国でさえ食の文化が南北違うはず、それがアメリカという規模になるとすごいでしょう。


さて、今日は日本風の角形食パンを焼きました。これはサブサンドにはなりませんね。






Wednesday, August 11, 2010

結果はよかった。。。。


我が家の犬二匹、茶黒いモップのような姿になってきたので、いつもお世話になっているグルーマーのTさんに電話をした。
メッセージを残してから一週間ほどしても連絡がなく、きっとバケーションでいないのかなと思いつつまたしつこくメッセージを。
私って物忘れが激しいからと言った彼女のコメントを思い出して、そのうち電話くれるだろうと待ってもなんの連絡も無い。 携帯のメッセージは確かに彼女の声。 以前何回もこの番号で連絡取れたのにと考えているうちにちょっと心配になり、自宅に電話をすればお嬢さんでも電話にでるかなと早速かけたが、今度は電話会社のメッセージでこの番号は使用されていないという。

すっかり心配になり、先日朝に彼女の自宅まで行った。
お店でグルーミングをするのではなく、Tさんは自宅の地下を改造して、犬専用のバスタブとグルーミングの台、ケージを構えている。

自宅前に着くと、初老の男性が庭の手入れをして私の方を見ている。
あの、どなたか家の方いるかどうか御存知ですか?
と聞くと、この家には今、誰も住んでいないよという。
見知らぬ人に事情は話したくないという雰囲気だったし、そばにいってみるとプロの庭師さんでは無いことはすぐにわかった。

それで私はTさんに近々10年近くドッググルーミングをしてもらっていた事、連絡がつかず、心配で寄った事をはなすと、Tは私の娘で、急な事情でケープコッドまで引っ越した。 この家は即売りにだすつもりと教えてくれた。 話の内容からケープの家はTさんの両親のサマーハウス、話す表情からして何か悪いことが起こった様子だ。
彼女はシングルマザーで、ティーンの娘さん2人を育て、パートタイムの仕事の他にグルーミングをしていた。 最近土地税が上がり大変だし、娘が言う事を聞かなくて困っていると、苦労している話は聞いていたけど。

犬たちのグルーミングは別としてちょっと悲しくなった。
ビジネスのお付き合いで、ランチに行ったり買い物に出たりする仲ではなかった、けど電話一本くれても良かったのにと思うのは私のわがままだね。

さて、犬達はどうしよう。。。
こんな時頼りになるのはいつも夫。
犬の散歩中に同じくヨーキーを連れた人とグルーミングの話をしたらしい。
で、その方の推薦するお店に不安ながら2匹を連れていった。

迎えに行くと大変安い料金に大驚き、2匹ともとてもリラックスした様子で、カットもうまい。
そして耳の中も細かいところもきれいになっている!

時として何か予想しないハプニングからいい結果になることもあるんですね。

今日の写真は、予想以上に綺麗に咲いてくれたゼニアの花。
いつも食べるものばかり植えているのも意地汚い感じで(爆笑)タネから植えてみた。
デッキの大きな植木鉢に、ベージルと仲良く育っている。
写真はちょっとぼけてますね、携帯のカメラ。。。面倒臭がらずちゃんとしたカメラを使わなくっちゃ。