Thursday, April 28, 2011

子は親の鏡

アメリカと言いましても何しろ大きな国ですから一言では片付けられませえんが、ここ2,3年目立つのが、子供と親のフレンドシップがまるでなにかのトレンドのように扱われていること。面白いことにアッパーミドルクラスで、しかもご両親が大学院卒でリベラル系な方達の間で特にひどい様に思われます。

テレビでもティーネージャーが、ママは私のベストフレンド!と言い、おそろいのファッショナブルな洋服を着たり、高価なバッグもシェアするのだそうです、けれどしつけはそのベストフレンドがちゃんとするのでしょうか?
レストランなどでも、お行儀の悪い子供たちを咎めない両親、咎めるどころかまったく無視、無関心です。 そんな両親に限って息子にHey, Buddy!とかHow are you doing, Pal? などと言っています。
子供は友達じゃないでしょ? あなたにしつけの責任があるんです!
と叫びたくなる私はオバサン、ただの老婆心なのでしょうか。

夫が最近飛行機内で目撃したハプニング、子供が3人座って前の座席を蹴っ飛ばしていたらしいのです、それがかなり続いたので前の座席のビジネスマンが立ち上がって、止めるように注意したら、どこからかその子達の親が飛び出してきて、人の子どもに注意するなと怒鳴ったらしいのですよ。
怒鳴る程怒るのであればちゃんとしつけをしなさいと言いたいですね。

アメリカの子供たちが皆そうとは思えません、けれどヨーロッパの子供たちは皆素直でいい子みたいな気がするのですが。それにご両親が子育てに厳しいのでは。


Wednesday, April 27, 2011

命の母スパンクス

Spanxという補正下着、アメリカの女性なら大抵知っている(そして使用している)と思います。
発明者のサラ ブレークリーさんは当時着心地の最悪なアメリカの補正下着を恨んで、挙句の果て自分で作り発売、大成功を収めた方です。

初めてSpanxを見た時、その小ささにショック、子供の下着?と思いましたが着用してみるとグワ~ンと伸びて締める所、持ち上げる所、肝心な所をサポートしてくれますが、着心地も良いのです。
タレル所と出る所が目立つ私の体、スパンクスなしでは生活出来ないような気分です。

そして最近、男性の補正下着シャツなども発売し始めたり、Assetsという別のブランドもスタートして(アセット、財産という意味ですがAssetsの最初の3文字はスラングでお尻)ヒップアップやウエストを締める効果のある下着を大型スーパーのターゲットなどでお手軽な値段で売り始めました。Jiggle-Freeというキャッチフレーズも可笑しい。

ワコールのファンでしたが、どんどん高くなっていくようだし、下着はお手頃な値段のものをバンバン使い、伸びたりしたらサッサと捨てて買い替えた方がいいなと気が付きました。


肝心のブラ、カップは薄いパッドが付いていてT-シャツなどを着るときに良いですし、肩バンドの調整が前から出来て、それもフック式なので運動したりしても伸びない。
これには感激しました。 ターゲットで36ドル、それでもちょっとお高いと思うかな?
でも価値は充分にあると思います。 ちなみにアメリカではワコールのブラ、100ドル以上になったの。ゲ~でしょ。

思い出したわ、オプラのショーでブラが話題になり、ブラ専門家がシカゴの街を歩く女性をチェックした所、結果半数以上の女性が間違ったサイズを着用していると言ってました。
数人の女性をスタジオに招いて正しいブラのサイズと着用方法をお披露目したのですよ、驚いたことに多数の女性はカップサイズ小さめでバストも計らずにこんなものかな?というものを着用しているので、正しいサイズを付けた途端、うんとスマートでプロポーションに大きく変化が。
日本に比べてアメリカの女性はなんでも大雑把な感じですから、付ければいい的な考えの方が大多数のようです。

Tuesday, April 26, 2011

フィラトリップのメモ

外出先で楽しみなのは、歴史的な散策とショッピング、そして勿論食べること!
フィラデルフィアをウロウロすると歴史にぶつかるような雰囲気です、トラベルプランをしっかり守るのも効率よく観光できる手段の一つですが、あてもなくさまようのもまた、楽しいものです。
South Street District と呼ばれるご近所に行きました、夫がクレープの美味しいお店を調べてくれてそこに出かけて、レストランに入る前になんとも入りたくなったお店が。
Poppyという可愛らしい花屋さんを通り過ぎたのです。


ウィンドウに飾ってあったセントポーリアに惹かれて中に入るとイングリッシュガーデンをテーマにした可愛くて小さなお店、女性2人が楽しそうに仕事に励んでいました。 
お花を包んでもらいながら世間話を。ボストンからですか?私はその昔(LOL)ボストン大学を卒業したのですというオーナーさん。

イギリスから輸入している手書きのコーヒーカップが可愛く並ぶ棚。


それからお目当てのレストランへ。


ジーンズにスニーカーという出で立ちの我が一家、思ったよりお洒落なレストランだったので少々躊躇したのですが、夫も息子もそんな私をお構いなしに入っていきます。
お昼だったせいか落ち着いた雰囲気でしかもスタッフもとても親切でした。


私の住む田舎と違い、レストランの窓の向こう側は人が行き交う賑やかな通り。


ハウスサラダとオニオンスープ(白ワインの味が生きていました酔っ払いそうな程!)
デザートはクレープと思っていたのにお腹が一杯で皆とシェアしたくらいです。
大満足。
フィラに出かけることがありましたら、是非Beau MondeとPoppyに寄ってみてくださいね。

Monday, April 25, 2011

ムターミュージアムを知っていますか?

博物館というと、ホコリをかぶった(ような)古い、生気のないものが陳列されている場所を想像しますよね、学校の遠足で出かけたり、家族で出向いたり。

フィラデルフィアにあるムター博物館はチョイちがいます。
チョイどころかすごく違うな、絶対に行きたくないグロ的博物館と言う人も多いけれど、この私にとっては興味津々の憩いの場所であります。

ムターは1863年、外科医の資料室として始まりました。
ドクタームターが当時の医師の教育の為に、色々な奇形標本や写真、ワックスで再現された疾患の部分、棚いっぱいに広がるガイコツを収集したコレクション、本物です。
なぜこんな場所がいいのか?はい。私はちょっぴりとダークな部分があるのですね、そしてガイコツを見ていると向こうからも話しかけてくるような気がするのです。 
生前は生きていた。すべての標本にストーリーがあるはず。
死んでしまうと全てがタブーになるというのがちょっぴりナンセンスだと私は思います。だからといって死体やら墓地が好きというわけでは決してありません。
サイアミーズツイン(結合双生児)で有名なチャンさんとエンさんの石膏像もありました。

その昔、フィラデルフィアの子供たちは怖い話しをする時このムターの噂話をしたのだそうです、本物のガイコツがあるんだって。。。。本物の目玉がホルマリンに漬かっているらしい、等々。
そんな子供たちの一人がグレッチェンさんだったのです、将来ムターの博物館長となる方です。
20年以上も館に勤務して当時年間6千人程の来館者数から106,000人以上に増やしたのはグレッチェンさんの苦労なくしてはありえなかったものだそうです。
ただのグロい博物館から、人々の興味を誘う場所へと変身したのは、彼女が有名なトークショーにダークユーモア一杯で出演したり、いままでは一般人の目にさらしてはいけないタブー的思考からもっとオープンにするため、有名な写真家を雇いカレンダーを発行したり。



大変残念な事に2004年に他界した彼女、でも館内にいつもおられるような雰囲気がします。
そしてあのハスキーな声で、言ったでしょ、それもこれも全部本物よ。。。と言うのが聞こえてくるような感じがします。

え~怖いのはイヤなんて言わない方には是非寄っていただきたい場所です。
生きるということを改めて感謝する気持ちになります。

Sunday, April 24, 2011

ユーモアと無礼のリミットは?

日本の新聞記事に在ニューヨーク日本領事館の領事が、タイムス社に抗議をしたという記事を目にしました。
なんともこの一こまマンガが原因なのです。


小さくてしかも見にくい写真でごめんなさい、白雪姫が魔女とやりとりをしているシーンですが、白雪姫は あ、ちょっと待ってよ、このリンゴ、日本の? と言っていますね。
そして姫の手には新聞の見出しには、日本の放射線と書いてあります。
インターナショナルヘラルド・トリビューン(タイムス社)が最初中国の英文新聞に載せたとあります、抗議の結果責任者は重く受け止めるとの応答だったそうです。

このマンガに関してのフィードがいくつか掲載されていて、(米人の)興味深く読みましたが、下劣だと言う人達と、マンガはいつもこのようにして読者にショックを与えるようなものが人気を呼ぶから、いちいち腹をたてていてはやっていけない、無視すればいいという意見もありました。
なるほどね。

いませんか?あなたの周りに。。。ちょっとキツイ事を堂々と言って、誰かが反対意見すると
ただの冗談よ、なんでも真面目に考えるなんてツマラナイわと皮肉る様な人。
ジョークやユーモアの影に隠れて失礼な事を平気で言う人。

これから国を回復するにあたり、前方に見える苦労の山と向かう日本。 日本製とあると安心して買っていた消費者のコンフィデンスをどのように回復するのか。
デリケートな立場にある国に対してこんなコメントは冷たいですね、ただ無視すればいいのでしょうか。

無礼といえばもう一つトピックがあります。
シアトルの教師がイースターエッグはオフェンシブであるというのです。 そのかわりにSpring Sphere (春の球)と呼ぶべきであると発表して教えている3年生の子供たちにそのように指示したのです。 イースターとはキリスト教徒のお祭りであって、他の宗教(特にイOOム教)に対して失礼であるというのが理由です。

あのね、先生、イースターエッグという名前を聞いたり言ったりして誰に迷惑かかっているのでしょうか? まったく狂気の沙汰ですわ。
教師というのは現実を教える立場にあるのだからあちこち介入しなくてもいいんですよ、アメリカはその昔から、宗教の自由を謳歌した国であるということ、ご存知無い?


この写真はそれこそ冗談です、(Well, I hope so)
とにかく、ハッピーイースター!!

Saturday, April 23, 2011

I ♥Philadelphia


ただいま!なんですよ~。
何処に行っていたのでしょうか? ヒントはこの看板、あ!タイトルみればわかるんだよね。
フィラデルフィアに数日間出没していました、同じイーストコーストでもお天気は大変マイルドで、花があちこちで咲いていたし芝生もうんとグリーンできれい。

それにですね、一番吹っ飛んで驚いたのはフィラの住人たちがとぉ~っても親切な事、お店、ホテル、道を行き交う人達、駐車違反を見張っている役場の人達まで。
フレンドリーで感じが良い。そしてみんなでこの市をとても誇りに思っているようでその気持が伝わってきます。
そんなことを話していたら夫がボストンの人間が無愛想なだけだよと、目からウロコの一言。
考えてみると反論できません。なぜボストン辺りの人間が無愛想なのかね、実際そうなんですからね。 あの悪名高いニューヨーカーでさえ、ボストン人よりも親切だと言い切りますよ。

ボストンは歴史の深い街ですが、フィラデルフィアもそれなりに歴史のある街、そして雰囲気がなんともしっとりとしていて静かなたたずまいが多いのです。
車で向かう途中、独立戦争後の時代の事を思いました。 ボストン(現在のクインシー市)からジョンアダムス達はフィラデルフィアまで何度も旅をしたわけですね、そしてワシントンDCへも。
馬に乗って、一体何日かかったのでしょうか。 スターバックスに寄ってコーヒー飲んだわけでもないでしょうから長い、眠い、辛い、冬は勿論寒い旅路だったのでしょうね。
今は車で寄り道を含めても5時間で到着します。

フィラデルフィアというとベンジャミン・フランクリン、球団のフィリーズ、フィラデルフィアステーキサンドイッチ。(すき焼き肉程度の厚さに切ったお肉とタマネギ、チーズを炒めたものをホギーバン、ホットドッグ用のパンのお化けサイズに入れたサンドです)それからリバティーベルも、インディペンデントホールも。
レンガ造りの多い建物の影に立ってみるとタイムトリップできるような雰囲気です。

昨日は今回の旅の目的、夫が仕事で出向いたCollege of Physicians of Philadelphia に私も息子もお邪魔しました。

こんなに重々しいドア。

建物の外観はとても美しい所です。

そして中庭、ボストン付近ではまだまだ寒いのでこんなに緑色があるガーデンを見て幸せな気分になりました。

Tuesday, April 19, 2011

がんばって優勝!おめでとうございます

昨日はボストン・マラソンの日でした。
そしてニューイングランドに住んでいる人達にとってはペイトリオッツデイで、一応は祭日なのですよ。
アメリカでも歴史の深いボストン・マラソン、1897年からスタート、それからマラソンとして初めて女性のランナーを受け入れた行事でもあります、といっても1966年あたりから男装した女性ランナーが大勢フィニッシュラインまで走りきり、それまではマラソンは女性にとって生理的に無理だという観念をふっ飛ばしたのです。 現在では信じられないようなことですね。

さてと、今年はケニアからの男性ランナーが大会記録を出しました。 すごい!
約42キロの道のりを2時間ちょっとで走ったなんて超人的だわ。

そしてとても嬉しいトピックは、車椅子部門の優勝者が見事に5回目の土田和歌子選手、そして男性は副島正純選手。 彼のヘルメットに付いた日の丸の国旗と 強い気持ち というメッセージが印象的でした。 おめでとうございます。














Sunday, April 17, 2011

フラワーベーカリー体験


このパニーニは、カレー風味のツナサンドなんです!
ピリっとしたスパイスが効いていて大変おいしかったです・・・・ そう、やっとあの憧れのフラワーベーカリーに行ったのですよ。
今回はちゃんとお勉強をして、一番駐車のしやすいロケーションを狙いました。
それでもお店に入れば人でごった返していました、けどひるまないでがんばりましたよ。


おみやげにこんなに可愛いマグカップを買いました。
真実を語るとですね、キッチンにはコーヒーカップやら沢山あるので処分しなくてはならないのが実情なのですが、なにしろ可愛らしくて買ってしまいました。
このお店のレシピブック、すでに持っていますが、何ともお店で売っているペーストリーやらパンのレシピもそっくり載っているのです。
家庭のキッチンでどれだけ再生できるかわからないけれどチャレンジしたいと思います。
私はアマゾンでレシピブックを購入しました、本店ではJoanneさんサイン入りの本が売られていたわ。


裏側にはフレンチプレスのコーヒーメーカーと泡立ての道具の可愛いイラストが。
Make life sweeter....Eat dessert first! と書いてあります。
昨晩の豪雨と雷は何処へやら、今日のお天気は最高です、明日のボストン・マラソン、ランナーの人達の為に良い日で走りやすい気温でありますように。

Friday, April 15, 2011

体をほぐしてリラックス


マーケットで綺麗な色のアーティチョークがたくさん並んでいるのを見て幸せな気分になりました。
早速失礼してパチリ。 自然の色と形。

ところで先日、中国の気功マッサージというのを体験しました。
アメリカで一般にマッサージというと、肩や腰をもむという程度なのですが、台湾のお友達に効果抜群とすすめられたので一時間、うつ伏せのままの体勢で頭のてっぺんからつま先までツボをゴリゴリと刺激してもらい、体が熱くなりました、何か痛みやストレスが溶けていくように無くなりましたよ。

小柄な中国人の男性、彼のどこにあれだけの握力があるのか????と驚くほどでした。

ただうつ伏せになっていた時間が長かったせいか起き上がったときちょっとクラクラしましたけど、その晩は久しぶりに本当に良く眠れました。

Wednesday, April 13, 2011

ふっくらと炊き上がる玄米

玄米は英語でブラウンライスと言います。
その名の通り、白米ではなく茶色っぽい、それこそ地面に落ちていそうな自然な姿、体に良いしファイバーたっぷりだから少々調理に時間がかかっても食べるようにしています。

けどね、時々ふっくらとした炊きたてのご飯が食べたい!なんて思うし、玄米は噛みしめるとゴリッとした食感がありますよね。

日本の食料品店えびす屋さんに行った時この福楽玄米が目についたのでトライしてみました、感想は期待以上でした。 10%ほど脱穀したお米なので白米のような炊きあがり、けれど玄米のベネフィットは充分にあるという、あ~頭いいね!日本人は!

昨日はこの玄米をお鍋で炊いて(調理時間も短いのです)温かいうちにサーモンのフィレをグリルしてほぐした物と人参、グリーンピースを全体に混ぜたライスディッシュを作りました、好評でした。
今度は炊飯器で炊いて末の子に食べさせてみようと思います、玄米は食べないけれどこれならわからないぞ。

福楽玄米、ふっくらげんまい、かわいい当て字ですね。

Monday, April 11, 2011

ああ、混乱

リビングにあるソファがだいぶ痛んできているので、今、新しいのを探しています。
上の息子達二人とも独立したし、しょっちゅうお客さんが大勢来ることも無いので大きなソファはいらないと思いますが、それでも家族が集まる時はどうしよう。。。とやはりフルサイズの物を探すことにしました。

でも・・・家具を探すというのは体力も気力も必要なタスクであります。
ネットで見つけたデザインのソファを、夫に買ってきてよと言いますが彼は断固として拒みます、実際見に行って、座らなくてはだめだよと。
あ~面倒くさい。ショッピングはあまり得意ではないのですがシブシブ行くともっと迷います。

いろんなデザイン、色、ファブリック。
腰が弱いのでクッションが柔らかいと沈んでしまい腰痛になりやすい為なるべく固いクッションを、しかしそういったソファはないんですよ。
セールスの人達に言わせると、殆どお客さんは座って立ち上がれないような柔らかいクッションを好み、固い物は即拒否するのだそうです、なるほどね。
その上背が低いし足が短いから(とほほぉ~涙)ね、実にハンディキャップが多くてね。
値段も高価な物から驚くほど安い物まで色々、一体なぜこんなに差があるの?

サービスやら保証はどこも似たり寄ったり。

この様子だとしばらく古いソファを酷使することになるかもしれません。



上の新聞の宣伝写真に期待をかけていたのですが、一番固いクッションにしてもらっても柔らかすぎ。 そして実際見に行ったら、ファブリックがコールテンのようで夏に座るとジットリと汗をかきそうで。
写真でお見合いを決めることはよくないんですね、やはり実際会ってみないといけませんね。
それにしてもガッカリだわ。

Friday, April 8, 2011

ベルベットケーキ


昨日ベルベットケーキを焼きました。
このフロスティング、ちょっと変わったレシピで、とろけるように軽くてマイルドなお味です、まず2カップのミルクを鍋にいれ、3分の1カップの小麦粉を入れてゆっくりと温めます。
とろみがでてきたら頑張って30回くらいかき回し、火からおろして1時間ほど冷まします。

完全に冷めたら、スタンドミキサーのボウルに入れてお砂糖カップをまぜ、小さく切ったバター計1ポンドを少量ずつ混ぜていきます。

なんだ、随分ダマがあるなあなんて悲観しない事、5,6分で綺麗なシルキーなフロスティングへと変身しますから。

材料からいくと大変なカロリー計算になりますが、小さいのを一切れ食べて大満足しますよ!

以上、例のフラワーベーカリーのレシピです。

Thursday, April 7, 2011

フラワーベーカリー

去年の夏の暑いある日、駐車スペースを探しながらモタモタと運転をしていたボストンのサウスエンドと呼ばれる街。 やっとこパーキングしてたどり着いたのがFlourというベーカリーでした。
しかしですよ、ドアを開けると小さなお店の中からあふれ出てくるようなお客さんの数。
列にならんでいる人達も含めたら大変な人数になると思います、あ~いやだよこんなの!と匙を投げて出てきました。 少々ガッカリでしたが小さな店舗にあれだけの人がいて冷房もあまり効いていなかったので気持ちが悪くなりそうだったから~

それからというもの、行ってみたいけど、どうしようかな?というお店のリストの一つになりました。
このお店はペーストリーシェフJoanne Changという人が始めたお所で、今ではボストン周辺に3軒もお店が。 彼女のキャリアはまた、興味深いもので、ハーバード大学でApplied Mathematicsを学び、Honorで卒業し、それから何をするかって? ペーストリーシャフになったのですね~!!


頭脳明晰でそして美人!いいですね~~~(うらやましい)
中国から移民としてアメリカに来たご両親、彼女の家庭ではデザートといえばみかんみたいなモノだけ。それに比べてアメリカ人のお友達のお宅に遊びに行くと、ポップターツやらドーナッツやら、甘いもののオンパレード。 それに非常に憧れた彼女はきっと、いつか腹いっぱいポップターツを食べるんじゃ!なんて夕日に向かって叫んだのでしょう。。。なんてことは無かったと思いますが。

勿論教育熱心だったご両親にはハーバードを卒業したから、と安心してもらい、裏腹ボストンのレストランで修行を積んでいまでは立派なシェフに。

暑くてクタクタで、それでも何も買えなかったけど、許しちゃう。


このFlour Bakeryからレシピブックが出版されました。アマゾンでしばらく売り切れになったほど人気爆発だったようです。
お料理好きな方がデザインしたとわかるくらい、開きやすく、読みやすいレシピブック。
それに彼女の生い立ちやらハプニングやらがユーモラスに書かれていて、何となく笑顔で読みたくなる本ですよ。 
きっとポップターツなんてものは食べ物と思えなかったご両親に反して、自分でホームメードのポップターツを作ったり、そのレシピも載っています。

そういう私もですね、レッドベルベットケーキを焼いています、この本のレシピで!
こんどは何があっても行かなくてはいけませんね、このお店。
ボストンに来ることがある方、いらしたら一緒に行きません?
Joannさんがいたら、ミーハーぶりを丸出しにして握手でもしてもらおうかしら。

Tuesday, April 5, 2011

雨のち雨

今朝天気予報を見ていたら、今週は殆ど雨模様の様子です。
アメリカに来た当時、4月になり雨の日が続くと、April showers bring May flowers ということわざを良く耳にしました。 その言葉の通り、4月の雨は5月の花を咲かせる というわけですね。
体にしみるような冬の低気温の雨とは違って、ちょっぴりあたたかい気温で降る雨は、シャワーという表現がぴったりする感じでサ~っと降り、時には太陽が顔を出すとともに上がってしまいます。

オリジナルのことわざは詩であったという説も。

Sweet April showers
Do spring May flowers

とか。

私達ニューイングランドに住む人間にとって春は待ち遠しいものです、完全に春になる前に雨模様が続くというのは確かにあまりジョイアスなことではありませんが、これも一つの忍耐の言葉になるのかもしれません。 



Monday, April 4, 2011

おいしくて体にいいもの

今朝主婦向けの朝番組を見ていたら、こんなものをすすめていました。
クチコミ的なものに大変弱い消費者である私は、今日買い物に行ったついでに一袋買ったのです。

アドラというカルシウムサプリなのですが、デザートのチョコレートのように美味しいとの評判、しかもそしてカルシウム500mg、マグネシウム40mg、ビタミンDが250IU、その上とても食べやすい。

ビタミンは色々と飲んでいますがやはりカルシウムも強化しなくてはと思っていたやさきなのです。


袋の写真はこんな感じ、ホールフーズのビタミンセクションにありました。
中身のチョコはこんな風です。


これは宣伝なのか良くわかりませんが、袋の裏側に、これはスナック製品ではありません、規定を守り一日の必要量分だけお召し上がり下さいみたいなことが書いてあります、私の年齢からいうと一日3個位食べられるようですが、ま、アメリカ女性のように大柄ではないので2個でいいと思います。 黙々とビタミンやサプリのカプセルを水で飲み込むより、こんなチョコって楽しいわ。

ネットの調査によると、薬局チェーン店の方が2ドル近く安いようなので今度はそこで買いましょう。
ちなみに30個で7ドルから9ドル範囲で売られている様子です。
そして乳製品を避けたい方にダークチョコレートバージョンもあります。 私はチョコ人間では無いのですが、買ったミルクチョコはマイルドでお茶と一緒にいただくとオヤツを食べたみたいな満足感がしました。

Sunday, April 3, 2011

散歩コース

今日は久々にお天気が良くて気温も12度まで上がりました。
車を運転していると気持ち良いのですが実際外に出ると少々肌寒い、風が冷たいのです。

出生時に逆子だったので股関節を脱臼したり、扁桃腺で高熱を出したりと幼少時代は体がとても弱くて、そんな関係で神経痛持ちなのです、が、痛いからと動かないとどんどんひどくなるので運動やストレッチをしながら体重を常に気にしていないといけません。 

田舎に生活するということは車を運転しなくてはやっていけません。
都会のように散歩がてらにお買い物という事はまず不可能ですし、大通り以外は歩道が無いので下手にウロウロと歩いていると歩行者に慣れていない田舎のドライバーにひかれてしまう可能性もあります。 つまり、体を動かそうと努力しないと本当に運動不足になってしまいます。

自宅から10分程運転すると市営のサイクリングパスがあります。
綺麗に舗装されていますし、車は入れないから安心して歩いたり自転車に乗ったりできます。
チャンスがあるたびに夫と犬を二匹連れて散歩に出かけます。


この道はサイクリングパスから離れた繊維工場があった跡で、犬達を放して歩かせるには丁度いい所なんですよ。


ブラックストーンリバーと呼ばれるこの川に沿い産業革命にて有名なサミュエル スレーター氏のスレーターミルが1790年に、パウタケットという市に建てられました。
それをもっと逆上ると500年以上も前にアメリカンインディアンがこのブラックストーン川の周辺に住んでいたという記録もあるのだそうです。 
その昔、この水力を使用して工場を建てて事業を行う、ニューイングランドには繊維関係の工場がつい最近まで沢山あったようですが、哀しいかな、その殆どの工場はアメリカ南部へと、その後は海外へと移動してしまいました。

ネイルショップで爪が乾くのを待っていた時隣に座ったお洒落なおばあさんが携帯電話をバッグから出してフランス語でお話を始めました。
しばらく経ち話しを終えた彼女が、私の姉に電話をしたのよ、今朝喧嘩をしてしまってね、仲直りしたの。 と、ウインクを。 フランス語で仲直りなんて、お洒落なんですね!と言ったら、私達家族はみんなカナダのケベックから来たのです。 両親は繊維工場で働いた、出稼ぎ夫婦だったのですよと。 
当時繊維関係の知識を持っていたケベックの人達が多く越してきたわけですね、そういえばこの辺りを闊歩するシニアはフランス語で会話をしていましたっけ。彼らはきっと2世あたりになると思いますが。 

歴史にあふれたこの地域。もう少し暖かくなったらサイクリングをしに出かけようと思います。

Saturday, April 2, 2011

くつオタク

誰にでも凝っているモノ、ありますよね。
そして生理的にガマン出来ないモノもね。
私の場合、それが靴なんですよ、(凝っているモノ)そしてガマンできないのが素材の悪い、履きにくい靴です。 なんだか前置きが長くなりました、結局なにを言いたいかと申し上げますとね、春に向けて何か可愛らしい、そしてファンキーな靴が欲しいなあと思っているのですよ。

でもあまり欲しい!という靴もなく、ま、どうでもいいんですが、そんな時ある広告でJohn Fluevogという靴のデザイナーの製品を見たのです。
それで、今欲しいなあと思っているのは、ジャ~~~ン、この一足。

これ、アメリカだからこそ履けるような靴ですね。
評判によると大変好評のようですし、可愛い、チャンキーなクログ。
クログの大御所オランダ人がジェラシーしそうなデザインですねえ。

私はフフフ、50歳ですが、I can't possibly have a bad day wearing those shoes!
な~んて思っております。

Friday, April 1, 2011

便利な電気ケトル

数年前この電気ケトルを買いました。
当初はいろんな種類のお茶を適切な温度で沸かしたお湯で飲むという希望があったのですが、あれこれと忙しくお茶を飲む時はただ、ただバカの一つ覚えのように沸騰させていたのですが。。。

恥ずかしいことながら最近になりやっとこのケトルを充分に使えるようになったのですよ。
ファスティングの際、リストにある自然食(加工の一切していないもの)から献立を考えて、一日に一食、それもアレルギーの原因になりやすい小麦粉、卵、乳製品、大豆製品、バナナやオレンジまで排除でした。 そしてアルコール類やカフェインもご法度。 アルコールは飲めない体質なのでどうってことは無かったのですが、コーヒーのかわりに、ハーブティーを飲みました。

そしてグリーンティーも飲んだのですが、その期間にお湯の温度に気を使うととてもおいしいお茶が飲めることを発見したのであります。

  • 175°F / 80°C - Green Tea 
  • 185°F / 85°C - White Tea 
  • 195°F / 90°C - Oolong Tea 
  • 200°F / 93°C - French Press 
  • 212°F / 100°C - Boil and Black Tea 



それなりの適温というもの、あるんですね。
短時間ならば保温もできるし、スグレモノであります。


今日は4月の1日だというのに雪が降りました。 だから温かいお茶はまだまだありがたい存在です、そしてその内、ああ、暑い暑いと文句をいうのですから。
春はいいけれど花粉症持ちの私にとってはあまり嬉しい季節ではありません。


さてと、今日はずっと検討していた(なんで??)レッドベルベットケーキを焼こうと計画しています。 カフェに行くたび夫と小さなスライスを半分こして食べているのでそれで満足をすればいいものの、どうしても自分で作りたくなる性格なので。。。。


結果は次回報告。