Thursday, April 28, 2011

子は親の鏡

アメリカと言いましても何しろ大きな国ですから一言では片付けられませえんが、ここ2,3年目立つのが、子供と親のフレンドシップがまるでなにかのトレンドのように扱われていること。面白いことにアッパーミドルクラスで、しかもご両親が大学院卒でリベラル系な方達の間で特にひどい様に思われます。

テレビでもティーネージャーが、ママは私のベストフレンド!と言い、おそろいのファッショナブルな洋服を着たり、高価なバッグもシェアするのだそうです、けれどしつけはそのベストフレンドがちゃんとするのでしょうか?
レストランなどでも、お行儀の悪い子供たちを咎めない両親、咎めるどころかまったく無視、無関心です。 そんな両親に限って息子にHey, Buddy!とかHow are you doing, Pal? などと言っています。
子供は友達じゃないでしょ? あなたにしつけの責任があるんです!
と叫びたくなる私はオバサン、ただの老婆心なのでしょうか。

夫が最近飛行機内で目撃したハプニング、子供が3人座って前の座席を蹴っ飛ばしていたらしいのです、それがかなり続いたので前の座席のビジネスマンが立ち上がって、止めるように注意したら、どこからかその子達の親が飛び出してきて、人の子どもに注意するなと怒鳴ったらしいのですよ。
怒鳴る程怒るのであればちゃんとしつけをしなさいと言いたいですね。

アメリカの子供たちが皆そうとは思えません、けれどヨーロッパの子供たちは皆素直でいい子みたいな気がするのですが。それにご両親が子育てに厳しいのでは。


2 comments:

ココン said...

コメントができるようになったのですね。

フランスも同じような傾向がありますが、まだある程度の規律は守られているようです。オールドジェネレーションとしては仲良し関係はちょっと羨ましくもあるけど、行きすぎは人間関係の基盤を崩す危ない、一つの責任放棄だと思います。

Keiko said...

ココンさんこんにちは。
世界的に親が甘くなっているのですね。
日本でも共稼ぎで忙しい、罪悪感から6,7歳の子供に一万円のお小遣いを与えたりするケースがあるのだそうです。そんな子に限って寂しいのでしょう、問題児なのだそうです。
子供に嫌われるのが怖いという親が多いような気がします、本当は子供達、秩序とかルールを好むのにね。スパルタもいいと思わないし、放任主義も困りますよね、将来の世界を背負っていくジェネレーションだから頑張って欲しいです。