Monday, February 28, 2011

さよなら、お店たち




ハーバード大学のあるケンブリッジ市、中でもにぎやかなハーバードスクエア。
学生で賑やかなこの辺りには数多いコーヒーショップやレストランがあります、あるのですが寂しい事にいわゆるBrick and Mortar ショップ、店構えのあるお店が(だからお店というのだけれど)どんどん姿を消していくのです。 不景気のせいと言ってしまえばそれまでですがそれだけが原因なのでしょうか。 駐車スペースが殆ど無いのに関わらず、良く行ったお目当てはここにあったウールコットという毛糸屋さんです。けれどドアを開けてから30年以上経った一昨年の末に永遠に閉店することになりました。

ニッターにとっては史跡とも言えるこの毛糸屋さん、オーナーが3度ほど変わり結局インターネットビジネスに勝てずにクローズしました。 
何かうまくいかない時に駆込み寺のように入ると、いつでも誰かがアシストしてくれました。
そんな利点はネットショップには無いですよね。 編みたい作品がある時あれこれと毛糸を選び、触って感触に納得するショッピングはコンピューターの画面を眺めているだけではできません。

けれど否定出来ないことはネットの便利さ、編み方のコツやハウツーもYou tube等で簡単にサーチできます。 ネットショッピングも随分と進歩しました、私も何度も値段を比べたりしてネットで求める方です、でもね、わがままな事にお店がなくなっていく現在、寂しく思わざるいられません。

このウールコットから小さな路地を歩いて行くとカフェパラディソというステキなコーヒーショップがありました。周辺でコーヒー好きな人なら誰でも知っているはず。
カプチノを頼むと、バリスタがコーヒーをグラインドしてその場で入れてくれます。
オートメーション化したスターバックスとは雲泥の違い。このお店もクローズしました。
そういえば個人経営の本屋さんもお店をたたみましたっけ。

ケンブリッジ市は税率の高いことで悪名が高いので、それも原因の一つなのでしょう。
それともダンキンドーナツのコーヒーで皆さん満足しているのかしら。 
今でも健在なのはネットショッピングも可能なお店ばかりです。
アメリカ中にある書店、BoadersもBarnes and Nobleも閉店間際の危ない存在らしいです、

車で通りすぎるたびにOh, I miss youとセンチメンタルな気分になります。

Sunday, February 27, 2011

はさみで世界を変えた男

というのは私が勝手に付けたビダルサスーン氏のバイオグラフィー映画の邦題です。。。。
車のラジオを付けたら、新しく放映される映画のプロモーションのため、彼のインタビューをやっていました。 そういえば10代の頃、あのサスーン独特のサラサラボブカットに非常に憧れて、シャンプーやらコンディショナーやら、買った事を懐かしく思い出しました。

美容界のキングである人、きっとフランボヤントなお金持ちのお坊ちゃん出身かと思えば、とんでもない。 5人の幼い子供と妻を捨てて家出した父親、貧乏に苦しんだ挙句、ビダルと弟をイスラエルの孤児院に預けた母親。インタビュアーが、孤児院に入ったとき、母親を憎みましたか?という質問に、とんでもない、母を大変気の毒に思っていましたから、そんな感情は湧きませんでした。とゆっくりと回答。世界で彼の名を知らない女性はいないくらい有名な人であるのに、その会話、声、言葉を聞いているうちに優しい人なんだろうなあと思えました。

14歳の時に彼を孤児院に訪問した母親は、ビダルに、ヘアドレッサーになるようにと説得したそうです、なぜかというと、母親に神からお告げがあったのだそう。。。。

戦前の時代に男性がヘアドレッサーになるということは考えられない事、しかもビダルはずっとサッカー選手かランナーになりたかったのですが。
それからシャンプーボーイとして彼のキャリアが始まりました。

学業は嫌い、気に入らないことには何も興味を示さない性格だったそうですが、イスラエルの陸軍を出たとき、実際経験のあることといえば美容院で働いたことのみ。

当時はビーハイブやら逆毛を立ててヘアスプレーで固めたスタイルが流行っていたそうです、週に一度美容室で洗髪をしてセットしたら、あとはピンカールをしてネットをつけてそれを保持したそうです。そんな女性のヘアケアの大革命を起こしたあのシャープなボブカット。

サスーン氏がいなかったら、きっと今でもそんな方法でヘアケアをしていたのでしょうか。

Friday, February 25, 2011

フレンチとイタリアン映画

プロビデンスのレストランでこんなポスターを目にしました。
フレンチフィルムフェスティバル。
フランス映画の大好きな私はコレをパチリ!字幕を読むのが疲れるからとみんな外国映画を遠慮しがちですね、けどアメリカの、特にハリウッドものよりもうんと人生が感じられるストーリーが好きです、いまでは影が薄れてしまったけれどDVDレンタル屋さんに行くと真っ先に外国映画のジャンルをチェックします。 なぜForeign filmが好きかというと、生活の匂いと雰囲気がするんですね、男優さんも女優さんも、驚くほど美しい顔ではないのにすごく魅力的です。

父がイタリア映画の大ファンで、高田の馬場にあった古びた映画館に良く一緒に行きました。それこそ白黒のフィルムです。サウンドトラックも大好きです。

とてもセクシーなイタリアンの女性、アイライナーのググっと入った大きな瞳。 
アメリカの女性にはない、不思議な艶がありますね、つけている香水が漂ってくるような。

Tuesday, February 22, 2011

小さなものは可愛い


アメリカに住んでいると、”大きな” ものに慣れてしまいます。
国も大きいし、アメリカ人も平均的に大きいですね、ショッピングに出かけても大きなお店で大きなパッケージのものを買います。

挙句の果てにレストランのサービングサイズも大きいですから、上品なお皿にちょっと食べ物が乗っていると不服そうです。 なんでも大きい方がいいという感覚に慣れてしまいます。

けれど小さい物達は私に非常にアピールするんです、人から小さいサイズの物はお買い得ではないと言われますが、整理整頓をする時に簡単ですし、食料品に限るとさっさと使い終えてまた必要な時に新鮮な物を買ったほうがいいと思うんでよ。 ウェアハウスクラブに行くと大きな缶詰やらドレッシングの大瓶が並んでいますね、いまや小家族と化した我が家には必要がありません。

カリフォルニアまで出張していた夫が帰宅して、小さな物が好きな私にゲスト用にホテルのバスルームにあったトイレトリーを持ってきてくれました。

2インチ程の四角い石鹸、プロヴァンスからのロクシタンソープです、ヴァーベナという香りがとてもステキ。一時ロクシタンのバス製品は手に入りにくかったですが、今では専門店があります。

ボトルに入っているのはボディーローション、シャンプー等です。 使いやすいようにトップがぽちっと開くんですよ。 今夜使ってみます。 いい香りですよ。

Friday, February 18, 2011

環境保護オタク

IFCチャンネルでポートランディアというコメディーが見られます、レギュラー出演はフレッドアーミソン、なんと彼のお祖母様は日本の方らしいです。ま、それはそれとして、このコメディーがとても気に入っています。ポートランディアとはオレゴン州のポートランドに住む人々やカルチャーの事ですが、アメリカに住んでいる方はご存知のようにオレゴン州、特に首都のポートランドは環境保護、動物愛護、オーガニックやらヒッピーのメッカなのですね。 それを主題にちょっぴり皮肉ってコメディーにしちゃう、そこがまたアメリカの若者のトレンドなのでしょうか。
東海岸のアメリカ人から見たら全く理解のできない事が日常生活のようです。

一時ニュースにもなりましたが、多数のオレゴン州の子供たちの両親は予防注射を一切拒否しているらしいんです、それも両親が怠け者で子供に無関心というわけではなく、まったくその逆のようです。
平均学歴は4年生大学卒業、博士号を持つ人も沢山、で、なぜ拒否をしているかと言うと、その副作用が最近問題視されているからです。 また自動車よりも自転車で出かけるファミリーも多いらしい。

ポートランディアでカップルがレストランに入り、チキン料理を頼むのですが、一体このチキンはオーガニックなのか、どんなエサを食べ、どんな所に育ったのかをウェイトレスに執拗に訪ねます。 するとウェイトレスはファイルを持参して、書類と写真を見せ、これがあなた方が今日食べるチキンです。名前はコリンでした、とリポートする訳です。
苦笑する感じのコメディーですね。

環境汚染に感心を持つことは大切ですが、極端になると怖い団体と化します。
夫が数年前サンフランシスコに仕事で出かけた際、レンタカー会社の手違いでおおきなSUV車を借りるはめになりました。 背の高い夫でさえドライブするのに一苦労したという程大きな車、仕方なくそれを運転してサンフランシスコまで行った所、環境汚染を無視している!と叫ぶ団体に車体全体をスプレーペンキで塗られたそう。 
驚いてレンタル会社に連絡すると、良くあるんですよと聞き流されたそうです。

Thursday, February 17, 2011

ビューティートーク

オイルを避けているのとお年のせいで肌がドライになっています。
ベッドの横に加湿器を置いているのに乾燥した空気には勝てません。

昔は若者のジョークだったオイルオブオレイ、最近は化学の力で肌に良いと言われるビタミン等が入った新しいラインの商品をどんどん紹介して大成功しているようです。
ストアでお試しセットを買いましたが、そんなに感激しなかったわ。

クリーム、特にお顔のクリームにはビタミンA,C,Eが配合されているものが良いそうです、ACEと覚えれば簡単ですね、あまりボ~っとして棚を見て、アメリカ人の大柄なオバさまが押すショッピングカートでひき殺されないように。お店にはありとあらゆるクリームが所狭しと並んでいます。

セレブが書いている(?)ブログで、いつもジョークのネタになっているのがアメリカ人女優のGPさん、彼女のブログではショッピング、トラベル、お料理とカテゴリーに分かれたトピックが紹介されていますが、なんとも真面目に読んでいられない部分がいっぱい。
前回のトラベルでは、香港に行ったらぜひともマンダリンホテルのプレジデンシャルスイートに泊まりましょう。とありました。 きっと一泊ウン千ドルでございましょう。
ショッピングにも彼女のおすすめクリームとかシャンプーが満載、フランスの薬局に行ったら買い占める物リストがありました。 パリに良く予定がなかったら、行くお友達に頼みましょう、だって。

嫉妬しているわけでもないけれど、なんだかあまりにも現実離れをしているので読んで笑ってしまうわ。ご本人は真面目なのだろうけれど、だって私の知り合いでジーンズに300ドルも払う人、知らないもん。きっと知っていたら、この方にパリの薬局での買い物を頼めるのでしょう。。。。

アンチエイジを目指す時、冬の間でも日焼け止めを必ず顔に塗らないと、運転中でも結構直射日光を浴びてシミの原因に。 
以前皮膚科の先生に聞いたのですが、シワには痔に効くクリームがいいのだそう。
え!本当? 目の周りにさっとつけるとたるんだお肌が元に戻るのだそうです。
整形手術後に患者さんに勧めるらしい。 
それと、忙しくて髪を洗えないとき、でもちょっぴりニオイが気になったり油っぽかった時はベビーパウダーを頭皮に薄くつけて、ブラッシングするといいですよ~
でも赤ちゃんのダイパーみたいな香りですね。 フフフ。。。 

Wednesday, February 16, 2011

お腹がすいたらちょっと考えよう

只今何に集中しているかと白状しますとね、体のクレンジングダイエットをしております。
ダイエットというと日本では体重を落とすことだけにフォーカスしがちですが、英語だと食事療法という意味ですから体を癒すためにとか、何かのアレルギーで避ける食物がある場合の食事も、スペシャルダイエットになります。けどやはり、ダイエットしているというと体重を落とすにイコールしがちですね、現代は。

50歳になり、痛いところもあるしダルイ日もあるし、なんとなくどんよりした気分の日が多くなりました、私なりに避ける食品は食べないようにしていますが、なにかのプッシュでもう一頑張りしたくなったのです。 それでデトックスをするため、カフェイン、砂糖、穀物、小麦粉、肉、乳製品を除いてハーブドリンクとお魚のプロテイン、なるべく生野菜とフルーツで過ごします。
ネットで知ったデトックスグループに参加して、21日間これを続けるわけです。
なにしろ食べた物を消化するという作業は体にとっては非常に負担がかかるらしいんです、80%のエネルギーが使われるそうで、食べ過ぎてすぐに眠くなるのはこの理由からなのですね。

チャンスさえあればいろんな症状や病気を、自然と体が治してゆく、治癒機能をスタートさせるには消化器官になるべく負担をかけない事が大切らしいです。 食事後8時間してやっと体が他の部分に働きかけ始めるので、まず夜は消化のいいプロテインドリンク等で済ませます。そうすると眠る間に体が本当に休む事ができるのですね。

それに本当にお腹が空くという経験は殆どの人にとって体験したことの全くないような感覚らしいです、あ~おなかすいたなあと言う事は、あ~つまんないな、退屈だな、それともなかったら非常にストレスを感じている時、怒りを覚えたとき、等々とネガチブな感情を絡んでいるようです。

毎日少しづつ体を癒してあげたいと思います。

昨日はお友達のサロンに行き、髪にハイライトを入れてもらいました。
すぐに春ですから、体も心も軽く、髪も明るく。 自分をケアすることによって大切な家族もケアできますからね。

Monday, February 14, 2011

ハッピーバレンタインズデー

まだまだ寒いですが、陽射しに春が感じられるようになりました。
今日はバレンタインズデー。

ブログを読んでくれている皆さんが毎日愛に囲まれていますように。

私のブログ、なにか一言残していただけるのならと思いましてコメント部分をオープンしました、これからもよろしく。遊びに来てくださいね。

LOVE always,

啓子

Sunday, February 13, 2011

元気でいましょう

本日、朝からフレッシュジュースでスタート。

多くのヘルス関連の記事によると、人間の体はアルカリ性に保つ事が大切なのだそうです。
テレビのCMでは胃炎に効く薬の宣伝が多いですね、ホリスティック医学では体内を極端に酸性にしてしまうといろいろな炎症が起き、胃炎、神経痛、むくみから始まり更に深刻な問題に発展するとあります。 本によると、砂糖、小麦粉、白米、オレンジやらレモン等ももちろんしょっぱいですから酸性ですよね。これらをなるべく避けて野菜ジュース、特にグリーンのお野菜やフルーツをジュースにして飲むとアルカリ性になるそうです。
これは我が家のジューサーで、お野菜、フルーツを入れるとゆっくりと中で砕かれ、ジュースが出てきます。 あまり早く回転するジューサーは熱を発するため、大切なエンザイムがなくなってしまう、云々と教わり、数年前にAmazonで購入しました。ジューサーに入れた順番が目で見てわかりますね。 まずはオレンジ少々とレモンを少し、これで青臭いのが気にならなくなります。
それから赤いのがビーツ。そして人参、キュウリ、グリーンのりんご、それでケールを沢山。
スプーンで混ぜるとビーツの赤の影響で真っ赤なジュースになります。
向こう側の入れ物に排出されるのが野菜や果物のくずです。 もったいないなと思いますが、全部食べたとしてもこれは結局消化しきれずでてしまうわけですから、いいんですね。
時々気が向くとドッグフードに混ぜたり、シチューにいれたりもします。

極端な絶食は不可能に近いですが、こうしてミニデトックスをするのもいいですよ、翌日お肌の調子も胃の調子も違いが感じられます。

今参考にしている本はCleanという題名で、ウルグアイから心臓外科医をめざしてNYCに越してきたドクターの経験談を踏まえた興味ふかい内容です、忙しい余りにハンバーガー、ピザ、コーラに多数の添加物が入ったインスタント食品を食べた結果体調を崩した上、うつ病さえ感じられるようになってしまったそうで、それから彼がどうやって健康を取り戻したのかという情報が書かれています。
MDの資格を持った人が現代の医療の限界、そして健康とは自分で責任を持つことなど教えているのは大変良い傾向ですね。 

今のアメリカのメインストリーム医療では病気を治すことは非常に難しいような気がします、症状によって強烈な薬が処方され、その副作用でなにか別の問題が発生して、それを対処するためにまた別の薬を飲む。 患者が訴える問題が殆ど無視されるケースもあるそうです、医者側も患者に後起訴されないようにと教科書に沿った対応しかしません。

毎年冬になると必ずカゼをこじらせて抗生物質を飲む事を繰り返しましたが、今年はブラッドタイプの食事療法と、ビタミン、プロバイオティックを飲み続けたおかげで少々元気が無くても医者に行くような症状はありません。 去年あんなに苦しんだサイネス頭痛もこの冬は患わないで済むと思います。
お腹に住んでいる良いばい菌達を大切にしましょう。 それとグリーンジュースでアルカリを保ちましょうね。



Friday, February 11, 2011

身なりとお金

またもやお得意の左下がりの写真。ひどいですね、ピンぼけだもの。
走っている車から撮りました。ボツにしなかったのはですね、このブタちゃんに心がひかれたから。寒い街中でおへそを出して何を宣伝しているのでしょうか。これもまたNYCで。

友人が美容室・ブライダルショップを経営しています。台湾の方でクライアントも殆ど中国語をお話しする人達です。 中国からのヌボーリッチなクライアントもいるようで、お洋服、クツやバッグをコーディネイトしるショッピングコンサルタントのような仕事もするのだそう。 
ある中年の中国女性が娘を(私立のお高い)高校に迎えに行く時、恥ずかしがられるのでなんとかスタイリッシュな洋服を見立てるヘルプをして欲しいとのお願いがあったらしいんですね、それでノードストロームで頭から爪先までカジュアルシックなお洋服やアクセサリーを揃えたのだそう。

その後娘に嫌われないようになったし、パーティーなどでもご主人と一緒に行けるようになったと報告があったのだそうですが。。。よっぽどぼろ布を着ていたのか、家族全員頭がオカシイのか、どっちかですよね。。。もしも私の息子が恥ずかしいから学校に来るななんて言ったらそれじゃ歩いて帰れ!と答えるでしょう。 ネットビジネスで急激にお金持ちになった方達らしいのですが。
思春期の子供たちは親を恥ずかしいと感じるときがあるのかしら。 
う~ん、それともなかったら、私は使用人です。お母様の代理でおぼっちゃまを迎えに参りましたなんて言おうかなあ。

昔の日本人は足元を見ると言いましたね、これはクツが(もしかしたら草履かね)ちゃんと磨いて綺麗にしてある人イコール社会的に大丈夫な人という事なのでしょうか。 立派な服を来てもクツが汚かったらだいなしということでしょうか。 一般のアメリカ人は服装にはあんまりこだわらないですね。

夫のファミリーメンバーに、カリフォルニアでソフトウェアの仕事をしている方がいて、あのリンゴマークのコンピューター会社のJ氏とは知り合いなんですね、ねえ、いったいどんな人なの?と聞くと、どうって事ない人。といいます、そういえばテレビで見てもおニューとは言えないTシャツに大学時代から着ているようなジーンズ。どこかに現れたらどっかのオッサンとしか見えない方ですね。けどですね、会社内に自分の気に入ったレストランをそのまま買い取り、そこでシャフを採用してお料理をしてもらっているのだそうです、これぞ贅沢だわ。
きっとJ氏はゴム草履をペタペタいわせてカフェテリアに行くんでしょう。いや、カリフォルニアだからきっと、オーガニック、サステイナブルなゴム草履でしょう。(笑)
ま、どんな格好していても有名な方だからお洒落してなくてもセレブ的な対応が期待できるのでしょうけど。

そうねえ、私にお金沢山あったら、モノは買いません。でも嫌なことは何でも人に任せます。
例・掃除、整理整頓、雑巾がけ、洗濯など できれば歯医者にも行ってもらいたいわ、私の代わりにとはいかないな。

アメリカにいる東洋人、特に中国系の方達は身なりとか乗る車にすっごくこだわりますね。
どちらかというと日本人は控えめに見えます。 
今日はピンぼけピギーの写真を見ながらファッションを考えてみました。

Thursday, February 10, 2011

おいしいものを食べるTiger Motherのなりそこない

じゃ~ん、これなんですよ。NY近辺に出かけるときはいつも買います。
ポップコーンは Ike & Sam's というブランドで、ケトルコーンと言いほんのりと甘く、お塩の味もします。何年か前にNYCに来たとき、見たことのないブランドなので試しに買ってみたのです、それからは末っ子と私の大好物になりました。

アイスティーはですね、Joe Tea で、ピーチフレーバーがすごく美味しいです。
ガラスのボトルに入っているのでリサイクルも簡単ですし、プラスチックの嫌なにおいがしません。
この2点、ニュージャージーのWnole Foodsで買いました。 両方ともメーカーがNYなのでボストンあたりまで来ないのかしら。 これはボストンでたま~に見かけます。

Whole Foodsの面白いのは、ローカルビジネスをプロモートする点なんです、お店の中を歩いているとこの製品はローカル品ですというタグが目につきます。
それとね、お買い物エコバッグも買ったの。都会にあるスーパーだからたたんで小さくなるような緑色のエコバッグです、郊外ではドデカイものしか売ってない。 小さくたためるものはバッグにしのばせておけるからとても便利です。

あ、とうとうオーダーしてしまいましたよ。
今話題になっているBattle hymn of Tiger motherという本。
この本の内容を知ったとき、私と母の関係を思い出しました。今思っても大変な教育ママでありました、現在自分も母親になり、随分理解できるようになりましたが、性格の違いでしょうか私には母の実行したことは絶対にできません。ある日100点をとって喜んで帰宅して母に見せたところ、きっと全員100点とったのでしょう?と言われ、とても悲しい思いをしました。

長男がまだ幼稚園だった頃にピアノのレッスンに通わせたのですが、夫がピアノのレッスンは楽しいの?と聞くとボクはあまり好きではないけどママが喜ぶでしょ、だから行くと答えたのです。
ショックでした、それでやめさせました。 いつか自分でやりたいと思ったらまた来ようねと約束して。

著者であるAmy Chuaさんは中国系アメリカ人でイエール大学で法律学の教授をされている、いわゆる立派な方です。テレビのインタビューではA以下の成績をもらってきたら子供をゴミくずと呼ぶと言っていました。 娘さん2人の優秀さは触れなくてもわかるでしょう。
子育ては本当に難しい。 
ゴミくずと呼んだら優秀になってくれるのかなぁ(苦笑)

Wednesday, February 9, 2011

ニュージャージーのミツワマーケット


トンネルを抜けるとそこは雪国だった。。。ではなくってそこはニュージャージー州。
ハドソン川の向こう側に見えるのはマンハッタンに並ぶ高層ビルです。
一昔前までこの辺りはあまり冴えない場所でしたが、マンハッタンから近いですから今や高級住宅街と化したようです、こちら側にもおしゃれな高層マンションが立ち並びます。
韓国系の方が沢山住んでいるようですし、どちらかといえば東洋人が多いです。
上の写真がミツワマーケットです。

曇り空であまりはっきりと写っていませんが、マンハッタンのスカイラインは独特ですね。
ミツワの中に入ると日本にいるような錯覚を覚えます。なんでも日本語、お客さんも日本人(みたい)だし。それにしても私の撮る写真は左上がりですね。次回から気をつけなくちゃ。
お野菜も白菜、しいたけ、日本(みたいな)キュウリ、きれいなものが丁寧にパックされていました。ラーメンとか焼きそば類も多種あります、いちいち見ているとキリがないほど。日本のスーパーみたいでしょ。(一応そうなんですよ)
こんな感じで店内も広いしきれいです。
日本語の宣伝がいっぱい。
友人がボストンのWhole Foodsで写真をパチパチと撮っていたらどこからかマネージャーが現れて写真は撮らないでみたいなお願いをしたらしいのです、商売敵がスパイをしているのかと思ったのかしら。それを聞いてからお店の中で写真を撮るときはちょっぴりナーバスになってしまいます、だから変な写真ばかりね。(緊張して無くても変な写真が多いけど)

この日は昼間の用事で疲れ気味だったのでしっかり買い物とは行かなかったの。 日本製のバスソルトを買ってみました。 一缶で7ドル、それで21回分の入浴ができるらしく、神経痛、肩こりや腰痛にいいとあったのでその関連ものに弱い消費者である私は買いましたよ。薬浴とかですが、綺麗なブルーで香りもいいし、入浴後は体がしばらくほっかほかしました、気のせいかな。

それとね、可笑しかったのがですね、お寿司やお弁当のパックがあるコーナーがあるんです。
私はお稲荷さんが食べたくて見ていたら、アメリカ人が沢山ウロウロしているんですよ。
なんとなく変な感じでしたがしばらく経つとほっかむりにエプロンをしたレディー達がキッチンから現れ、赤のマジックマーカーを手に立っています。 アメリカ人達はOh, I was waiting for you!と感激の声。

観察してみるとですね、お弁当とかお寿司のパックを持って行くんです、するとキッチンのレディーが赤いマーカーでディスカウントしてくれるんですね。 あ~そうだ、シカゴのミツワでもそうだったわ!
閉店間際に行くとそれこそ半額になったのよね。

私もお稲荷さんを1ドル50セントおまけしてもらいました。 フフフ。

本当は書店までも行きたかったのですが疲れたし、今回は退散。
この後はトレーダージョーと(日本人はこのお店をトレジョと呼ぶのね)Whole Foodsにも寄りました。
”トレジョ”はですね、質のいいオリーブオイルが安いんです。
それとWhole Foodsは、ボストン店では扱っていない美味しい物があるんですよ。
くだらない物ですが。次回書きますね。
  

Tuesday, February 8, 2011

マンハッタン

用事でマンハッタンまで出かけました。
田舎化した私にとって、東京に一番近い感じのする所です。家を朝の7時に出て寄り道も含めても11時頃到着しました。
マサチューセッツを出て、ロードアイランド、コネチカットを通りニューヨーク州にたどり着きます。
そんなに距離はないのにこうして書いてみると長旅の経過みたいですね。

今頃感心することもないのだけれど、マンハッタンって島なのですよね。
各方向から橋とトンネルでつながっているわけです。有名でいつも停滞しているのがジョージ・ワシントンブリッジ。ダウンタウンに着くとこんな感じで、目の前に駐車違反専用のポリス3輪車が走ってます。
なんだか可愛いわね。

これはパークアベニューとE60th辺りです。この辺が用事に行った場所、走っているのは殆どイエローキャブでした。
レストランに入り食事をするよりもマンハッタンならデリカテッセンに行きます。
商売競争の激しいこの辺り、清潔で美味しくなくてはビジネス続きませんし、お客さんの数から見ると新鮮な食材が並んでいるのも納得。 
ユダヤ人が日本人として生まれ変わったのかと疑うほどデリが好きです、そして豚肉は苦手。(笑)
この日はツナとアボカド、新鮮な野菜のいっぱい詰まったラップを食べました。
あじさい?という名前の日本食レストランを発見、珍しい名前ですね、レストランにしては。
家の近所だと桜、さくら花、東京、京都といった具合のツマラナイ名前が多いんですが、さすがニューヨーク。
これはパークアベニューにあった巨大なバラ、きっとバレンタインの飾りなのかな?
立ち止まり写真を撮っていた田舎っぺは私だけ。 他の人達は眺めることもなくさっさと歩いていました。
一ブロック、二ブロックと表現されるのが納得出来る真四角なブロックが沢山並び都会となっているマンハッタン、歩いていても迷子にはなりませんね。
ニューヨークというと犯罪とか不親切とか想像する人が多いですが、何度も訪問した経験のある私にとってはボストンよりも親しみのある都市です。 
ボストン辺りに引っ越すとわかった時に知り合いからボストンで友人を作るのは時間がかかると言われました、なぜだかは未だにわかりませんがこれは本当だと思います。

きっと私がマヌケな顔をしているせいか、混み合った都会のカフェに座っていても、どこかの待合室でもマンハッタンの人たちと何かのきっかけで楽しい話をすることが多いんです。
写真でもわかるように雪が全く無いですよね、それにそんなに寒くなかったけど羽毛のコートを着ていたので隣に座ったご夫婦が妙な顔をしてたんです、それでボストンから今朝着いたのでと理由っぽく言うと、あら、私達はブルックリンからなの、それでも遠出だと思ってたのになんて笑い話になったり。
スノーブーツを履いていなかっただけ良かったわ。

都会の生活は寂しいと言います、それだけ他人でも話をしたり、目が合ってスマイルを交わしたりしたい人たちが多いのでしょうか。

用事が終わり、夕方にはリンカーントンネルをくぐりエッジウォーターにあるミツワでお買い物をしました。 この辺りで一番大きな日本のスーパーです。 明日この話をしますね。


Sunday, February 6, 2011

チャイティーとジンジャーアイスクリーム

タイレストランでスパイシーな野菜炒めビーフンを食べた後なにか甘いものが欲しくなってデザートにジンジャーアイスクリームとホットタイティーを頼みました。

朝コーヒーを飲んだ後は紅茶を飲むようにしているのですが、なんとなく飽きてしまったこの頃、チャイティーのおいしさに感激しました。 寒い日には丁度いいですね。
ジンジャーアイスクリームも大変おいしかったです、バニラ、チョコレート以外にグリーンティーとかあずきの方が好き。 

熱いのと冷たいので少々複雑ですがこのコンビは大変満足の行くものでした。

チャイティーはダージリンのようなブラックティーに、スパイスを加えた物、シナモン、ジンジャー、クローブ、カルダモンなどが入っていて、夏にはチャイラテをアイスで飲むといいですよ。
この頃はTazoのようなティーバッグで手軽に作れますが、本場の味は時間をかけて作った物、ばらのお茶とスパイスをミルクに入れて煮たてる方法です。
プロビデンスにあるカフェでチャイを頼むといつも10分ほどかかりますと言われますが、待つ価値は充分にあるほど、美味しいチャイが飲めます。
スパイスが効いてなんとなく体が元気になるような気がします。






Saturday, February 5, 2011

まだ寒いんだけど

             私はグランドホグじゃないわよ!!

雪、大雪、雨。。。
2月に入りましたがいかがでしょうか、2月2日はアメリカではグランドホグデーでして、一見ビーバーがうんと太ったような姿の動物が話題になるんです、ガーデニングがお好きな方にはあんまり人気の無い存在です、せっかく柔らかい芽が出た野菜をさっさと食べるんですから腹が立ちますよ。 モルモット系の動物らしいです。

さて、このどうでもいいような動物、ペンシルバニアの街ではオフィシャルグランドホグがいまして、穴から出てきて自分の影を見てまた巣に戻った場合は冬はあと6週間続き、ノロノロと出てきた場合は春がすぐそこという占いみたいなものでしょうか、それで信じられませんが今年は春が早くやってくるという結論なのだそうです。

本当に当たるかどうか、100年以上も歴史のある一つの季節行事みたいなものですね、どうでもいいけど早く暖かくなるといいわ。

今日の写真はヨーキーのマフィちゃんです。 13歳ですからおばあさんですね、けれど元気です。
ん?ガタガタ言わないでさっさと家の中に入れてよと言っています。

春、ガーデニング、今年の目標はお花を沢山植えること。
毎年意地汚いことに野菜とか食べられる物ばかり植えるんですよ、野菜を育てるのにはそれなりのストレスが伴うので今年は野菜をちょっと、お花を一杯育てましょう。








Friday, February 4, 2011

メイン州のシニアボランティア活動

PBSのインディペンデントレンズというドキュメンタリー番組で、寒い寒いメイン州のバンゴアエアポートで、行き来するアメリカ兵を暖かく迎えたり送り出したりするシニア達のボランディア活動を知りました。 男性の多くはVeteran、女性達も多く参加しています。 
朝の5時に飛行機が着くという連絡が入ると彼らは早起きをして、車のエンジンを温めてコーヒーをマグに入れて出動するのです。 

帰還する兵士がどのようなルートでバンゴアに来るのかは良くわかりませんが、彼らの家族が近所に住んでいるわけではないのでガランとした空港に帰るのはあまりにも寂しいからと始まったボランティア活動、疲れた顔をした若者が入ってくるとThank you for your service, Welcome back!と一人一人握手をしたりHugしたり。 ボランティアの人たちも兵士の顔にも笑顔が浮かびます。
出兵する団体には、元気で帰ってくださいよ、気をつけてねと励ましています。

えらいなあと感心して番組を見ているうち、気がついたのはこの活動によってベネフィットを受けているのが兵隊さんとシニア両方ということなんですね。 シニア一人一人、ファーマーをリタイアした人、子供たちが独立して去っていった後に旦那様を亡くされた人、空港に向かい挨拶をすることが一つのパーパス、生きがいになっているんですね。
心の暖まる番組でした。




Thursday, February 3, 2011

雨が降ったら。。。パンと映画

雨の日にパンを焼くといいと以前聞いたことがあります。
これは生地が膨らみやすいかららしいのですが、詳しいことは調べてみないとね。


昨日の朝は気温が低かったけれど日中雨が降りました。 ちょうどパンを焼こうと予定したところ。
日本の小麦粉、強力粉を使うと美味しく仕上がりますが、日本のストアに行くのは距離がある事、そして高いですからいろいろとアメリカの小麦粉で試してみました。

それで一番いいコンビはですね、King ArthurのOrganic bread flourと日本のドライイースト。
あとは牛乳、バター、砂糖、メープルシロップ少々、お塩となりますが、この辺はあまり影響ないと思います。 あればVital glutenを1TBS位混ぜると膨らみが更に増してふっくらとしたパンになります。

混ぜたりこねたりする作業はホームベーカリーの機械におまかせで、サイクルが終わり取り出してガス抜きと形を整え、二次発酵をして焼きます。
昨日は雨のおかげか(?)こんなにオーブンスプリング(釜伸び)してくれました。
一時はアーティサンブレッドに凝って酵母菌を育てたりしましたが、あまりにも時間がかかるのと、
食べ損なうとすぐに硬くなってしまうので、これは結局パン屋さんに行って買うほうが効率がいいの。
焼くのもオーブンを500Fにして余熱した熱い大きなキャストアイアンの鍋とべったりしたデリケートなドウとあの独特なカットを入れる作業等々、命に関わるくらいの作業が必要なので。。。(大げさ)

アメリカに来た頃は小麦粉なんてオールパーパスしかありませんでしたが、ブームになっていろんな種類が手軽に買えるようになりました。 バーモントにあるKing Arthur社のお店に行くとベーキングに関するものが沢山あります。 あまりにあるから入るとしばらくボ~っとしてしまう。

パンを焼いている途中、テレビを見ていたら、ウッディ・アレンのManhattanをやってました。
この映画が放映された頃、私がアメリカに来たんです。 アレン氏の作品は大好きですが、昔と違って彼のファンである事を言うと変な顔をする人が多いんですよ、やはり養女と結婚してから異常者みたいに見られているのかしら。 ローマンポラスキーも同じ。 かなりのタレントがあるのに、アメリカでは例の話で嫌がる人が多いんですね。 良いか悪いかは別として、なにもこの人の家族になるわけでも無いんだから作品を褒めたっていいじゃない。 私生活は私生活、アメリカ人の大好きなJFKでさえいろんなスキャンダルがありました。

と、ガタガタ書きました、おわり。

Wednesday, February 2, 2011

メソポタミアとアイヌ人とフレンチトーストについて

末の子と長男、年の差があるのですが、二人とも学生の身でつまりいろんな宿題とかエッセーとかを書いたりまとめたりと忙しいようです。

6年生のプロジェクトはメソポタミア時代で一つ自分が興味を抱いた点にフォーカスしてレポートを作成する。
地元の図書館には目ぼしい本が無くてとなりの街にお邪魔して本を借りたり、勿論ウェブでもサーチしました。 先生の指示書にはウェブの情報をCut and pasteしただけのレポートは即ゼロになりますとあったということはきっと現代の学生にとってWikipediaとかをそのままレポート化するのがあたりまえなんでしょうか。

夫に一体だれの宿題なの?と嫌味を言われたけれど結局メソポタミアの宗教を中心に当時どのように信仰が発展したのか、なぜ神々が恐れられていたのか、当時のMythologyとかも含めて良いレポートが出来ましたし、子供と一緒に学べました、生活する上でメソポタミアの事なんて知らなくても済みますからね。 メソポタミアの人間はなんでもかんでも関わる神がいると信じていたようです。
この考え方を借りると、毛糸にも神様がいることになりますね。

それと同時に長男が電話をしてきて私のルーツを知りたい、大学のアフリカ研究で自分のルーツを探るエッセイを書かなくちゃならないと言ってきたので、う~む。。。。
私の父方の祖父がアイヌの人間、母はまるっきりの江戸っ子とその辺からレポートまとめたら?と提案し、メソポタミアにアイヌ人の骨があったなんていういい加減な夢まで見たんですよ。

そんな具合で、さて今日の夕飯を作るときどれくらい手抜きをできるかなんていう知恵をめぐらす区域からずっと発展して子供たちの宿題に関わり、いままで全く知らなかったことに遭遇したりして結構楽しい思いをしました。


 
今年の冬学校が閉鎖になったのが今日で合計5日間。
朝寝坊をしてくる子に人気があるのがフレンチトーストです、フライパンでさっとできるしちょっと古くなったパンを使えるので助かるし。 仕上がりにパウダーシュガーをふるととても手のこんだ一品に見えますね。
甘いのが好きな方はこれにメープルシロップをかけて食べます。
けどなぜこれがフレンチトーストと言われるのか、Wikipediaで調べなくちゃ。
レポート作成はしなくていいけど。

Tuesday, February 1, 2011

編み物の話

これは整理整頓の全くなっていないニッターのテーブルでございます。
一体なぜいろんな色の毛糸があるのでしょうか、それはこのテーブルの責任者が浮気者であるから、一つの仕事に没頭できずあれもこれもといい加減にやっているからです。
今凝っているのがパールソーホーのBig Herringbone Cowlなんです、そう、一番上になっているの。
ちょっと奮発してBlue Sky Alpaca社のWorsted毛糸です。
本当に欲しかった色が売り切れで仕方なくこのPuttyという色にしたのですが、予想よりちょっと色が濃かったかな。
完成するとこんな感じのCowlになるはずです、これはパールさんの写真、そして下の若く美しいモデルさんは絶対に私ではないですぅ~ ぐるぐると首に巻いたらいい感じに見える?
スカーフは歩いたりしているうちにかっこ悪くなるけどこれなら大丈夫かな。
Cowlとういのは結局、つながったスカーフなんですか?
数年前から人気がでているようですが、どうも赤ちゃんのヨダレかけ風のモノが多くて編みたいなんて気は無かったの。。。。しかし、このパターンとデザインを見てどうしても編んでみたくて。
ヘリンボーンという編み方、その名のとおりヘリンボーンのようなデザインになります。
けどですね、普段普通の編み物をしている人間にとってはちょっとしたチャレンジなんですね、2目一度に編んで、最初の一目だけを落とすんです、一列目は前の目から編んで、次は後ろの目という風に交互にすると、こんな感じにヘリンボーンができます。

あまり太い毛糸ではないのですが、針が17号と巨大なのでどうも肩に力が入り夢中になると肩こりがひどいんですね。 

やっと慣れましたからいいんですが、この方法でポンチョを編む事もできるらしく、いいなあなんて思い始めました。夫のセーターもあるし、野呂英作の毛糸で編んでいるアワーグラスセーターもこれから袖編み始めるし、ライオンのチュニックは80%完成しているし。

余談ですが今日、また大雪なんですよ。
それでなにもする気がなくても脳の回転をしなくてはいけないと思い、ブログの更新をしています。
いやはや、主婦という存在は損だといつも文句を言っていながら、給料を貰っている身ならとっくにクビになっているでしょうね。 けど息子3人、まともな人間になってくれたようなのでそれで二重丸としましょう。
昔十年も大企業で務めていた身とはとても思えないわたくしであります。